やっと観たよ。

「男たちの大和」のロケセットを見に行ったのが、昨年の７月。
それから１２月に映画が公開になって、気付けばもう２月。

まだ肝心の映画を観てないじゃん！
ということで、今日は南区のワーナマイカルに行ってきました。

映画が始まってから、すぐに涙腺が開き始めちゃいました。
「タイタニック」を観た時と同じ感じです。
あの、沈没した船の映像が、ジーンときたのかな。
青いセロファン越しに見たような、海の中の映像が、何といいますか・・・

時間を失ったものには色彩がないんですよね。
セピア色の写真や、白黒フィルムの映像が、過去を感じさせるのは、
きっとそういうことなんだと思います。

この映画の中では、当時の記録映像が随所に使われていましたが、
その「過去」の色のない映像と、劇中での「現在」の色のある映像の対比が、
あがいても変えることのできなかった彼らの運命を、観るものに突き付けてきます。
そして、最後の壮絶な長い戦闘シーン。
スクリーンいっぱいに映し出される黒煙と鮮血は、劇中で最も強い対比でした。

観終わった時には、涙で化粧もとれて顔がグシャグシャ。
久しぶりに、心に響く映画を観ました。

そんな大和のロケセットも、今年の３月末で公開終了です。
秋から見学時間が変更されていて、現在は朝９時から夕方４時までとなっています。

今日、ラジオで「尾道ラーメン食べに行ってたら、見学できなかった」と、
パーソナリティが嘆いていました。
まだ行ってない人は、ラーメンは後回しにして先に見学してくださいね。

それと、朱華園に行ったら焼きソバを注文してみてください。
申し訳ないが、ラーメンよりも美味しいです（笑）