「知覧からの手紙」に思う

2014-02-06 20:57:15 | 日々思うこと
今から6,7年前のことだったと思う、指宿、知覧などへ一人旅をした。

ずっと昔江田島に行ったとき、そこで若くして戦地に赴き亡くなった人たちの両親や

妻、恋人に送った手紙を見て大泣きした経験がある。

知覧に行くすこし前に当時の小泉首相が涙をこぼしたというニュースを見ていたので

きっとまた涙が止まらないだろうとハンカチを3枚用意していった。

ところが確かに心打たれたけれども、江田島での経験があるからかそんなに涙は出なかった。

この2箇所での遺書の内容はとてもよく似ていたのだ。

その知覧の手紙がこのたび世界記憶遺産に登録申請されることになった。

特攻遺書知覧からの手紙・・・こんなに若い将来のある青少年が「おとうさん、おかあさん

今までありがとうございました。先に死んでいく不幸をお許しください」と書く

心中を思うとやりきれない。自分の意思で志願した青年もいただろうけれど、たとえ靖国に

祀られようと大切な息子を死地に追いやる親はどんなにか辛かったであろう。

やはりこの手紙は遺産として後々に残して欲しい。
コメント
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