息子の家の本棚で[「編集手帳」の文章術](竹内政明)を見つけて読んできた。
帯に「心を動かす名文はこうして生まれる」とある。
この本を読んだところですぐ名文が書けるわけでは勿論ないけれど、とても面白くて
思わず「うん、うん」とうなづいてしまうところがかなり多い。
「読売新聞」の編集手帳は「朝日新聞」の天声人語に比べても文字数が150字近くも
少ないということを知らなかった。ほとんど「読売」を読んだことがなかったから。
今回宿泊したホテルでは「読売」がロビーに山と積まれていたので2日間、このコラム
を読む機会に恵まれた。・・・・・ここまで書いてきて「駄目だなあ」と思う。
だらだら、くどくど・・。
わたくしは子供のころから情緒的な文章が書けなかった。ぶっきらぼうで味も
そっけもない文章。
少しはあやかりたいけれどそう思うことすら不遜のそしりを免れないだろう。
まあ、楽しんで読めたからそれで良しとしよう。