とうとう8月になった。
7月もぐずぐずしているうちにあっさりと過ぎていった。
待ちかねていたように旅行会社が新聞に1ページを割いて
広告を出した。
すでに地元のバス会社は先日バス旅行の新聞折り込みを
いれている。
人々も旅行会社も待ちきれなくなったのだろう。
夏だ!
しびれが切れた!
この機を逃すわけにはいかない!
市の商工会議所は「グルメスタンプラリー」なるものを
始めた。
自粛で旅行会社も飲食店も我慢できないのは分かる。
でも毎日、うなぎ上りに感染者が増加している現在、
大丈夫だろうか?
県をまたいで外出しないで、夏休みの帰省は自粛して、
出歩かないでとお国がどれだけ言っても「北海道へ」
「下北へ」「沖縄へ」・・「メロン狩り」「サクランボ狩り」
などという広告を観ればつい食指は動いてしまう。
コロナ患者のために大きな手術が先延ばしにされたり、
急患がICUから締め出されたりするのはやはりおかしい。
中でも遊び歩いたり、飲食店で大勢で飲んだりして感染した
人たちのために病院に入れない人が出てくるなんて何か
間違っている。
もちろん会社や家族から感染した人たちには罪はない。
一刻も早く治ってほしい。
まだワクチン接種も行きわたらない。
息子の家族も職域接種でやっと1回目がすんだらしい。
2回目は1か月後なのでまだ先だ。
どうやらファイザーのワクチンは3回目も必要になるようだ。
河野大臣が「たぶん来年3回目を打つことになる」と述べた。
おそらくインフルのように年中行事になるだろう。