5日に入院した息子は初めての経験で
全身麻酔が不安そうであった。
わたくしは全身、部分含めて何度も経験
しているし、夫の手術にも何回も
立ち会っているので経験を話して
自然に意識がなくなって自然に意識を取り戻
してくるとラインしたりしていた。
ところが6日、13時半ごろから2時間で
終わると言われていたので息子の妻と
3時ころからラインで連絡を取りだしたのだが
病室で待っていてもまだ戻ってこないという。
不安といら立ちが始まった。
理由は分からないと看護師が言っている。
上京すればよかった。
病院をもっと調べればよかった。
と、考えたりした。
わたくしの胸部動脈瘤が破裂しそうになり
いよいよ手術が必要となったとき、
わたくしは調べに調べて息子の知りあいの
医師の意見も聞いて当時日本最高の腕を
持っているという医師にこの身をゆだねた
のだった。
それまでかかっていた国立大医学部の医師に
紹介状を書いてもらい東京に向かった。
これでだめならあきらめもつく。
息子は成り行き上急に入院、手術になった
らしい。
ようやく7時半、6時間かかって
今手術室から出てきたと息子の妻から
連絡がきた。
ほっとした。
息子は1人っ子なので同じ不安を共有
できるのは妻である嫁と母である
わたくしだけである。
これで彼に兄弟がいれば力になってくれる
だろうけれど、初めからないものねだり
してもしかたがないので強い子供に育てた
つもりだったけれど、いざとなると母の
わたくしがうろたえた。
しっかりしなければ!