「老いの才覚」を読んで

2010-11-10 20:16:44 | 日々思うこと
朝が寒くなって、観葉植物の鉢を洗うのに追われた。

かなり洗ってほっとしてコーヒー店に出かける。

昨日曽野綾子の「老いの才覚」を読んで、まだ彼女ほどにはなっていないけれど、いずれな

る身としては頷ける部分もあり、寂しがってばかりもいられないと少し反省したけれど彼女

は夫の朱門氏が元気だから本当のところは分からないのではないかとも思って読んだ。

彼女の言う「一人旅」や「異性の友達」、「一人で食べに行ったり、喫茶店に行く」などは

わたしはお手の物だし、まあいい線をいっているようだ。

「才覚」がかなりあるってことかしら。
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あなたへの恋文・・・・5回目の命日に

2010-11-09 21:41:12 | 日々思うこと
今日はあなたの5回目の命日です。
お墓に行ってきました。
お骨になってしまったあなたにどんなに語りかけてもあなたに伝わるなんてわたしは思っておりません。

でも、わたし自身のためにあなたへの恋文を書いてみたいのです。
恋文なんて結婚前にもめったに書くことはありませんでしたのに。

このところわたしは精神的にとても不安定です。”変”になっています。

あなたは「僕がいないと君は生命に影響するようだ。そう確信している」と、あなたが7ヵ月半出張で国内にいなかったとき、わたしが健康診断でひっかかり再検査になったと知らせたら、そう言って寄こしました。
ずいぶんうぬぼれているとその時は思いましたが今は本当にそうかもしれないと感じています。
そして、後に異状がなかったと報告した返事は「胃がなんともなくてよかったね。僕は新しいヨメさんをもらいなおすのは新鮮かな?おっくうかな?・・・でした」と憎らしいものでした。
わたしは「あなたがわたしを忘れられなくて新しいおヨメさんはきっと不幸だと思うのでいつまでも元気に生きていてあげます」と返信したように思いますが、今、わたしがこうして生きていて、あなたの方が先にそれも突然逝ってしまいました。
あなたが元気で生きていて、新しいおヨメさんを迎えてもわたしはよかったのです。

あなたもわたしも恋に限らず、何事にも渦中の人にならないでいつも少し距離を置いてみているという性格でした。
そんなあなたが結婚前に「今、ギリギリの線上に立っている」と言ったときもわたしは逃げました。あなたの気持ちは十分に察していましたが自分の心が渦に巻き込まれていくのを恐れていました。
けれども結局わたしも渦中の人になってしまったのでした。

あなたは懐の大きい人だったと感謝しています。甘い言葉の言える人ではありませんでしたが、誠実で深い愛情をずっと感じていました。あなたの妻になってよかったと心の底から思っております。

あなたを失って5年・・・・やっと哀しみから立ち直ったと思っていましたのに近頃はわたしを襲ってくるこの喪失感にタジタジで何をしていてもあなたのことが頭をよぎります。

あなた、やはりわたしはあなたがいないと生命に影響を受けるのでしょうか。
あなたの存在の大きさをひしひしと感じていますが今更どうしようもありません。
のこされた者は”ひとり”で生きていくより仕方がないのですから。

あなた、来年はもう少し強くなってもう大丈夫ですという恋文を書けたらと思っています。

お返事がもらえないのがとても残念ですが・・・・。
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もう5年も過ぎた

2010-11-08 18:13:41 | 日々思うこと
明日は夫の5回目の命日になる。

以前は「もう」という気持ちと「まだ」との気持ちが入り乱れていたが今は「もう5年も

過ぎたのか」という思いが強い。

来年は7回忌で、夫の母も同じ年の8月に亡くなったからあの年は2人の弔いをした辛い

年だった。

よく体がもったと人から言われたけれど、それだけ若かったし、自分がしなければという

強い気持ちもあった。

これからの5年を考えると心細い気がする。でも命ある限り生きていかねばならない。
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生きていくのも辛いこと

2010-11-07 19:33:43 | 日々思うこと
病院に入っていてインフルで死ななければならないなんて全くやりきれない。

インフルで入院したのではなくてもともと違う病気で入っていて感染したのらしい。

集団で感染するとは病院の管理が問われる。


今日友人がやってきて言うのに、お隣に動けなくなった老人がいるのだけれど、動けないの

で普通の養老院には入れず、特養への入所を希望しているけれど400人待ちでなかなか困

難らしいとのこと。

また、民間の養老院は国民年金しかない人は嫌がって厚生年金受給者を優先しているから

お金は持っていなければ駄目だと忠告していった。

老後生きていくのはかなり大変だとしみじみ思う話だった。
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またまた やれやれどうなってるのと思うこと

2010-11-05 20:18:05 | 日々思うこと
尖閣諸島で中国漁船が海上保安庁の船にぶつかってきた事件。

一部の国会議員しかその映像を見られなかったのに、誰かがビデオを流出させてみんなが

見ることとなった。

先に警視庁の内部資料文書がネットに広がる事件が起きたばかりでまたこのような有様。

いったいこの国の危機管理はどうなっているのだろうか。

尖閣ビデオより警視庁の資料が流出したことのほうが問題が大きいと思うけれど、近頃の

ニュースはやれやれまたかと思うことばかりで本当にやりきれない。

一般庶民には分からないことばかりで、しっかりしてよと誰に言ったらよいものやら。

うっとうしい話ばかりだ。
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あなた いったい どうして・・・

旅先のホテルで夫が倒れた。 それから12年の年月が流れた。 わたくしは・・・