花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

THE AGE OF PLASTIC by BUGGLES 1980

2007-01-28 22:17:21 | 音楽の話とか


なんかさすがにうろ覚えだが・・・確か小学校6年の頃だから1979年だな、ボロボロのAMラジオで土曜の夜10時から「所ジョージのサタデー青春白書」と言う番組を聴くのを楽しみにしていた。その前の時間帯はなんか石川ひとみともう一人おっさんがパーソナリティーの「ベスト10」系番組、そこで洋楽にも関わらず当時場か売れしていた「ラジオスターの悲劇=VIDEO KILLED RADIO STAR」が毎週かかっていて・・・それがバグルスとの出会い。ひょっとすると、番組は違っていたかも知れないが、小6の時ボロボロのAMラジオで繰り返しこの曲を耳にしたと言うのは間違いない。当時沢田研二の「カサブランカダンディー」が大好きで、洋楽になんか全く興味のなかった花男だが、「あんわあんわ」っつう姉ちゃんのコーラスがなんか非常に印象的だった。で時は過ぎ・・・・会社入った頃かな?なんとなあく、聞きたくなってこのアルバムを購入。

いやあ、ポップですね。良く出来てます。質の良いポップアルバムだと思いますです。今聴くとダサ気持ちよい系ではあるけど、後にYES入りしたりする腕っこきの当時の先鋭ポップ職人がきっちり仕上げた作品だけに、その他大勢とは一線を劃す感じ?そんでも正直言えば、「『ラジオスター・・・』一曲聞ければ良かったかなあ・・・その手のベスト版で『カジャグーグー』のとかも聴いたら『癒された』かなあ・・・」なんて思っちゃってるけど・・・と言う事で今日はどっぷりはまった系ではなく、洋楽原体験の話でした・・・か?

ちょっとだけ、マイケルセンベロの「マニアック」とかも聴きたくなって来たなあ・・・質の良いダサ気持ち良い80年代前半ポップスつながり。あれの入ったアナログ版LP持ってるんだよなあ・・・でもめんどくさいからきっと聴かない。


追加

これがそのセンベロさんのアルバムジャケ↓



ハチミツとクローバー

2007-01-28 21:50:04 | マンガの話とか


映画の感じが結構好きだったので原作も買った。で、映画の時に書いたけど基本的にはモチーフにはしてても、映画とマンガは別物。

少女漫画って・・・面白いなあと。まあつまんないのも山ほどあるんだろうけど、大人になってそう思う機会が増えた。そしてこれも素直に面白かったです。キャラが色々でそれぞれ生きてる。まあラブコメなわけで、後には何も残らなかったけど・・・と言うのも読んだのは2週間前、実は「面白かったなあ」と言う感覚意外あんま残って無いのだ。後を引かない読後感がまた良いのかも。



恋愛小説

2007-01-28 21:42:43 | 映画とかドラマとか


原作は金城一紀の短編小説で、幻想的で悲しくて美しいお話。

最近彼女と分かれた宏行、ある日都電の中で「顔くらいは知ってる」同級生=聡史に声をかけられる。非常に影の薄い奴であだ名は「透明人間」。宏行がつけたあだ名だった。そんな聡史が、宏行に相談を持ちかける。自分の「遺言書」を作るのを手伝って欲しいと言う物だった。聡史は両親も無く一人豪邸で暮らしている。お金ほしさに引き受けた宏行、そんな中、数奇な運命に呪われた彼のこれまでの人生についての話を聞かされ・・・・

そんな感じのお話。

あのさらっとして幻想的だった話を映画として成立させるため、色んな細かい設定が追加されたり変わっていたりはする。でもOK。そこは「花」とは違う。多少説明的になったとは言え、ちゃんと「幻想的で、悲しくて、美しく」仕上がっており、原作の世界観はきっちり守られている様に思う。いや、良かったです。先、小説読んでるから展開全部判っちゃうんだけど、それでもちゃんと楽しめました。泣かなかったけどね・・・

そして、「小西真奈美は可愛い!!」と改めて思う日曜の夕暮れだった。


パーフェクトプラン

2007-01-28 21:30:27 | 活字もすっげえたまには読むぞ


今回の旅のお供。帯の文句にやられ買ったのは、実は確か一年近く前。

まず主な登場人物は・・・

虐待され続ける自閉症気味の少年=三輪俊成

息子の虐待を続ける一方でホストに入れあげるややサイコな妻=三輪咲子

立ち上げた仕事がピンチで家庭を顧みる余裕も無いややメタボな旦那=三輪俊英

現在は代理母を生業とするみすぼらしいデブ女で、元は超美人のお水系だった俊成の生みの母=小田桐良枝

15で東京に流れ着きかなりやばかった当時、良枝に拾われ下まで含め世話になったが恩は感じながらもその後色んな女へ転々なキャバクラの元店長=田代幸司

ルックスにコンプレックスを持つ実は良い奴で幸司が兄のように慕うアングラカジノの店長=赤星サトル

4歳の頃、川に流され捨てられた所を今の父親に救われ、今は寝たきりとなったその父を最も大事にする元相場師=張龍生

超美人の走り出したら止まらない猟犬系女刑事でパソコンオタク=鈴村馨

引きこもりで天才的なハッカー&クラッカー=Joshua


でもって帯に「身代金ゼロ! せしめる金は5億円! "誰も傷つけない" ノンストップ・誘拐ミステリー」とあれば面白そうでしょ?いや面白かったです。

想像していたより「カッコ良く」は無かった。爽快感は一部あったけど、結構重い空気の部分が意外に多かった。人物設定の人間臭さとか、主要な登場人物がそれぞれ何らかのコンプレックスやらトラウマを抱えているからか。でも、良かった。ミステリーらしいので筋には触れないけど、色んな設定と物語りが良い感じで有機的にリンクしストーリーに深みを持たせてる感じ。犯人チーム=Enigmaの寄り添い具合と言うか家族愛にも近い同胞愛?もなんか良い感じ。咲子のサイコぶり、Joshuaの自分の世界での超クールぶり、馨の「行きっぷり」も読みどころ。


めでたいのだ

2007-01-28 20:43:46 | 食い物の話とか
と言う事で、土曜日は6時起床。会社の先輩の結婚式に参列するため大阪へ行くのだ。7時にタクシーで家を出る。

普段は20分くらいかかるタクシーも、この日は10分で宇都宮駅に着く。さすが土曜日。と言う事で少し時間が出来たので、駅の下の吉野家で朝定→焼き魚定食を食う事に。

吉野家の鮭の皮にはほんの少し焦げ目がある。蒸してから少しだけ炙ってるのかも知れないし、逆に不自然に脂っぽい気がしないでも無いが、やっぱ弁当の鮭と比べればかなり美味い。ところでこの時非常に眠かった訳だが・・・・イントネーションや「名札」から中華系と思われるバイトの姉ちゃんが、中々可愛かったので「早起きは三文の得!!」と何とか自分に言い聞かす。営業スマイルもナイスでした。

そして新幹線の旅のお供を購入

この段階では未だ気づいてなかったのだが、画像にある「週間ポスト」、先週の日曜日にバンドの練習行く時に買ったのと同じ号だった・・・・何故?「週間」じゃねえのか?日曜発売って事もあるまいし・・・・そして新幹線の中で寝たり雑誌読んだり小説読んだりしながら、新大阪へ付き、地下鉄に乗り換え「中津」へ向かう。式場=ホテル阪急インターナショナルのホームページには「中津駅より徒歩3分」とあった。しかし、招待状へ添えつけの地図見ても、地下鉄の出口の地図見ても、HPでチェックした地図の記憶を頼りにしても・・・・なんかそれぞれに不親切で、何処をどう進んだら良いのか全く判らず。途中同じく式へ参列する先輩に電話したり、道行く人に聞いたり(あまりに反対方向に離れてたらしく軽く笑われた・・・)、ホテルに電話したりしながら、徒歩3分のはずの道のりを40分歩き続けてようやく到着。真冬に汗だくってなもんだ。

式に参列し、賛美歌歌ったりなんだかんだで・・・披露宴へ。待合室でウエルカムドリンク?

ジンアップルらしい。甘くてアルコールは強め。寝不足と疲労で一瞬にして顔真っ赤。そしていざ披露宴へ!食らう。

いやあ、さすがに美味かったです。やっぱ上品?披露宴でいつも痛感するのは、うちの会社の割りと偉い人のスピーチのつまらなくて長いこと・・・まあ、そんな事言いながらも、花男も途中お粗末な出し物なんかにも参加しながら、披露宴は感動の渦の中(?)無事終了。で、次は二次会。イタリアン。「ペコリーノ」とか言う店。多分・・・梅田。

この時点で割りとヘロヘロだったので、食い物味まであまり憶えてないけど・・・割りと美味かった様な・・・特にハンバーグチックな代物が良かった様なおぼろげな記憶。色々きっちり準備された二次会だった。新郎の男前な、「新婦への手紙」の朗読が二次会の幕。それにしても幹事さん大変ね・・・と終わったのが10時半。さて、お開き?と言う段階でとあるこの日のためにタイから参戦している先輩が「幹事慰労じゃあっ!!」と・・・大分飛ばして酔っ払っている様子。と言う事で、有志6名ほどで「いろおはにほへと」とか言うチェーン系居酒屋へ行く。

既に花男もヘロヘロは明白&腹も一杯だったので、グレープフルーツジュース&甘いもの系で過ごす。コーンフレイクたっぷりの安物パフェも妙に美味く感じた。タイから参戦の先輩の熱いトークが頂点に達した頃、参加者1名から「ギブアップ宣言」も出てお開きに。時間はちょうど12時頃。そしてこの日は「甲子園口」在住の先輩の家へ泊めて貰う事に。寝たのは1時半位か。

明けて日曜、先輩宅で9時頃起床。割りとすっきり。甲子園口駅まで車で送ってもらったのが10時20分頃。腹減ったのでなんか食おうと思ったが、食い物屋の開店は軒並み11時ごろ。しょうがないので、そのまま電車に乗り新大阪で新幹線のお供を買い込む。

弁当は御堂筋弁当=1000円で、中身はこんな感じ。

いろんな物がちょっとづつ食えて良い感じ。そして小説読みながら新幹線に揺られ、宇都宮着は3時頃、この段階で結構またヘロヘロ感が高まって来てた。ちょっとでも油断するとすぐ足がつる状態。だもんで、贅沢してタクシーで帰宅し家に付いたのが3時半。ポストに不幸の手紙第三弾を発見。どうやら免許センター呼び出しは2/8。来週詳細確認しないと・・・

とまあ、やっぱ遠くてヘロヘロになったけど・・・先輩の結婚もめでたかったし、久々の人達にもあえまあ充実した時間を過ごせたような。あ、引き出物はこんな感じ

うち、パウンドケーキが少し楽しみ。

で、今日の所はこいつには手を出さず、金曜日に冷蔵庫ぶち込んだ「鶏の竜田揚げ」を使用し、強引にお粥風な食い物

食えないことは無かったが・・・今の状態にはかなりくどかった・・・足はつりまくるは、胃はもたれてるはで、明日は会社?行きたくねえ・・・・週明け前からヘロヘロなのだけが確かな事実。