
陸上部の元ホープで超美人にして「男前」な高校三年生「ねえさん」。ねえさんのためならなんでもする一年後輩の冴えない男子4人組。そしてそのねえさんに大変な事が・・・そしてねえさんのために右往左往・・・もとい、奮闘する4人達のお話・・・ですね。
とことんベタです。あれも定番、あそこも定番。その展開だと次は・・・ああやっぱり・・・と言うくらいな定番→お茶の間ドラマ級。でも刺激は無くても定番ならではの安心感とか、枠を超えないはちゃめちゃさとか、予定調和の感動とか・・・・うむ、どう書いても褒めてる様には見えないな・・・でもね、本当につまらなく無かったですよ。テンポも良いし、少年の馬鹿っぽさとかはそれなりにそこはかとなく伝わってくる。少なくとも最後までちゃんと読めたし。
総合的には普通です。
追記
あ・・・この人の作品読むの2作目だったんだ・・・
http://moon.ap.teacup.com/hanao/1634.html
なるほど・・・あの本か・・・なんとなく傾向は了解・・・