花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「荻窪 シェアハウス小助川」 小路 幸也

2012-03-10 20:49:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


父を早くに亡くし、頑張る母と妹&弟を支えるため主婦化した佳人、高校を出て・・・進学は保留中。そんな佳人を心配した母が持ってきた話は、シェアハウスで他人と一緒に暮らすと言うもの。そんな住民兼半管理人な申し出を受けた佳人は、男2人、女4人の他人同士の「緩やかな共同生活」に踏み出す・・・そんなですか。


割と・・・す~っと・・・うん。なんか、何も無い気がするし、いやなんか大事なものがあった気がするし・・・う~ん・・・もののあはれ系っすか?ともかく佳人良い奴だし、ほかの登場人物たちも味わいあるし、もしこの設定の続編あるなら覗いてみたいし・・・うむ。ただ、もうす~っと・・・肩すかしまでは行かずとも、ああ・・・これで終わるんだ・・・気持ちは良かったけど・・・って感じですか?


それでも・・・・面白かったです・・・かな?面白かったですよ、読んでる間ずっと・・・うん。です。

「サイバーテロ 漂流少女」 一田 和樹

2012-03-10 20:34:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ



「檻の中の少女」の君島が・・・今度立ち向かうのは「ガキ」達??を率いる謎の少女「ダシール」???システムの脆弱性をついた犯罪と、急に伸びてきたフリーのアンチウィルスソフト・・・嫌な感じがしたとはいえ、家出した子供さがし程度の仕事が、日本を救うとかそんな話になってきて・・・???


「檻の中の少女」の感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/3068.html


読んでかなり時間がたつので・・・細かいところはどうも記憶が薄いのだが、面白かった感じだけはきっちり残ってる・・・スリルとスピード感?やっぱありますね、何と言うか。背景にグチャグチャのドロドロがあっても、きっちりエンターテイメントだし・・・あ、webで見れるサイドストーリーは今日読んだ・・・うむ、なるほど・・・君島物次も出るんでしょうか?


非常に面白かったです。

「玉村警部補の災難」 海堂 尊

2012-03-10 20:19:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


バチスタシリーズ第・・・何弾だっけ?まあこの人の作品はすべての作品がもう有機的に絡みまくってるので、シリーズ分けもあまり意味がないか・・・

今回は、警視庁のデジタル・ハウンドドッグ事加納警視正の傍若無人ぶりにやられる玉村警部補が、厚労省の火喰い鳥=白石のスーパーマイペースにやられてる田口医師と傷を舐めあいながら、過去の事件を振り返る体のた短編集・・・なんですかね?


短編集とはいえ、キレは落ちてません。濃いキャラをまだまだ投入してくる余地もあるようで・・・これから全体像はどうなるんだ???短編集ゆえに多少の軽さはあるも、やっぱ良いっす。

面白かったです・・・非常に面白かったですかな?

「火神録」 化野 燐

2012-03-10 20:10:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


考古学探偵シリーズ第4弾。今回は一法師、萩原、佳織の出会いの頃・・・小さな連続放火から始まった事件は殺人を挟み、京都を火の海に巻き込むテロに????一法師が、狂ってしまった恩義のある先輩と戦う・・・感じですかね?

シリーズ過去作の感想↓
http://moon.ap.teacup.com/hanao/3192.html
http://moon.ap.teacup.com/hanao/3251.html


シリーズ物なので・・・今回がどうと言うか、全体でね、より深みも出てきて良いっすね。次作が楽しみです。

面白かったです。

「プリティが多すぎる」 大崎 梢

2012-03-10 20:03:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


出版社の若手社員=♂。割と仕事は出来る方。よっしゃ文学じゃ、時事雑誌も悪くない・・・てな感じでいたら、何故か転属された先は、会社で異端のローティーン誌???固い会社にあって、異端のピンクの世界でどうすりゃいいのよっ!?・・・って感じのお話ですね。


ちっちゃな事件をはさみながら、プロっつうかお仕事のってこうあるべきだよねって感じをポップに押し付けがましくなく・・・・サラッと軽く読めて吉です。

面白かったです。