
身に覚えのないストーカー犯に仕立て上げられ、学生生活がボロボロになりつつある牟田幸司。バイト先の店主に紹介されたのは、冤罪事件を研究していると言う大学院生の遠藤紗雪。紗雪の助けで幸司の疑いは晴れたが、事件は新たな展開を見せ・・・そして更なる冤罪事件にもかかわっていく幸司&紗雪。紗雪が冤罪事件に係わり理由は、今は亡き彼女の父に理由があるらしく・・・それを知る黒ずくめの美女も登場し・・・どうなるか???と言う感じでしょうか。
この人の作品は独特の静かな強さがあるように思います。んで、ストーリーが丁寧に練られていて、読みやすさと読み応えが両立してる感じ。冤罪がテーマの今回もずっぽり楽しめました。しかし、冤罪って以前からホラー以上に恐怖対象だったりする・・・個人的には・・・
非常に面白かったです。