「帝都絵図シリーズ」のスピンオフと言う事で、今回の主役は主人公たちのライバルの怪盗ロータス。これまでのシリーズ最新作読んだのが2015年なので、だいぶ記憶が・・・
日本に一時帰国でゆっくり過ごすはずの蓮=怪盗ロータスと幼馴染でパートナーの元検事、省吾。休暇中のはずが蓮はゆっくりしてるわけがない・・・霊媒美熟女?のお告げで寄付するはずだった富豪の金塊がホテルで消え、下働きに盗まれた貝合わせの一枚をその名家に取り入りたい化粧品販売の社長が追い、箱根では埋蔵金を巡った詐欺とか発生してたり、駄菓子屋のくじが全部当たりでニュースになったり、蓮に託されたはずの亡くなった老人の持っていた銅板の行方が分からなかったり・・・そんな色々に首を突っ込んで、謎を解いた上に物事を自分の望む方向へ???ってお話ですかね。
フワッとしたソフトBL感は程よく健在。ミステリィとしては駄菓子屋の「すべて当たり籤」とかが秀逸だったかと。本筋のストーリーの記憶が薄かったですが、結局まんまと楽しめました。この人の作品は気持ちよく読めるので良いですね。
非常に面白かったです・・・と言うより気持ち良かったですか?
本線の感想↓
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