「そして警官は奔る」 日明 恩

武本＆潮崎シリーズ第二弾、2004年の作品。

 

蒲田署に移動してきた武本、相棒は和田＝冷血と呼ばれる。犯罪者に容赦がない。特に取り調べからが酷い。だもんでキチクと冷血のコンビと言われ・・・そんなコンビがかかわった幼女監禁事件、被害者の幼女は不法滞在の外国人の子供で、売られ監禁され性的暴行を受けていた・・・その後そう言う不幸な子供を支援する若い女性と老医師と出会う＝ただしやってることは正義でもありそうだが非合法っぽい？　そして警察を辞したかつての上司潮崎は国家一種に合格したと、来年4月には警察に戻ると武本に報告に。そして独自に武本もかかわる事件に接していく・・・一方相棒の野田が「冷血」となった過去が武本に語られ・・・やがて殺人事件に発展した不法滞在の外国人の不幸な子供問題へ、武本はどのようにかかわっていくのか・・・そんなですか？

 

キャラですね。それが一番。もちろんストーリーやテーマも良いのだけど、なんだかんだ言ってキャラたちが素敵だから物語も動く。脇の方々もかなり素敵な面々が揃ってますが、やはり武本＆潮崎が良いですね。もう2冊シリーズ作品購入済みで今から楽しみです。

 

非常に面白かったです。

 

一作目の感想

「それでも警官は微笑う」　日明 恩