もれなくお人よしが登場する??ミステリィ短編集。ちょっとした列車の中での会話とか、運動部の体育館使用での謎のトラブルとか、突然やめた家政婦さんとか、預けられたペットとか、犯したミスとその罰に対する同僚の謎の態度とか、しょぼい養老院で暮らす年老いた叔母の頼みとか・・・そういう感じ。
ああ・・・頼まれたり頼られたり気を回したり?そういう事かと、劇中人物が気づく系ですか。無毒系でもあるか・・・悪意や殺人もあるから「無」では無いのか、でもあっても超微量。そして現実では難しいハッピーエンド。フィクションだからむしろ時々そのくらいの連発物も必要。
面白かったです。