ハマボッスは海岸の岩場や崖地に生えるサクラソウ科の2年草です。
払子とは、獣毛や麻などの繊維を束ね柄をつけたもので、本来は蠅などを払うための道具ですが、後に、仏教で僧が威儀を示すために用いる法具となったようです。
淡紅紫色の5枚の花弁の先が、糸状に裂けてひらひらしています。
とても繊細で涼しげな感じの花です。
鷺と言うよりクリオネに似ていると思うのですが。
茎の先に5裂した白い小花が密集して咲きます。
茎は丸く直立し、草丈は20~60cm。茎の先端に1~2㎝ の黄色い花を付けます。
ネコ科の動物はマタタビの臭い(中性のマタタビラクトンおよび塩基性のアクチニジン)に恍惚を感じ、強い反応を示すため「ネコにマタタビ」という言葉が生まれました。
葉が数段にわたって5~10枚が輪生し、その様子から名がつきました。