頂上から少し下り、反射板下の笹道を進むと岩場の上にでます。
大きな岩の向こうには、駒ケ岳がこんなふうに見えています。眺めのいい岩の上でお昼にしました。
岩場を少し下りて、見上げるとこんな感じです。
ポニーを見たり、花を撮影しながらと、いつものようにのんびり登山です。牧場の牛たちが左下に黒点のように見え、大沼や駒ケ岳が見えてきました。
振り返ると、牧場の向こうには大野平野と山並みが綺麗に見えています。
左には海に浮かぶ函館山、とてもいい眺めです。
七飯岳(779m)山頂に到着です。 駒ケ岳の右端には、うっすらと羊蹄山の姿も見えています。
9月23日、快晴に誘われ七飯岳に出かけました。前に紹介した城岱スカイラインの中腹にある城岱牧場のゲートが登山道の入り口です。ゲートから、しばらく砂利道が続きます。
牧場の中を進むと、牧童さんたちが馬を集めロープをかけていました。
今年は牧草の状態が良くないので、平年より1ヶ月も早く山を下ろすそうです。この馬は小さな種類のようで、これでも大人の馬です。おとなしくトラックに向かいます。
この子はかなり嫌がって、なかなかトラックに乗ろうとしません。
みんな自分の家に帰るそうです。元気でまた来年会おうね。
梅の花に似た可愛らしい花「ウメバチソウ」が斜面に群生していました。こんなに沢山の花を見たのは初めてです。
ウメバチソウの花弁は普通5枚ですが、右側の花は6枚あります。
角度を変えて下から見上げるとこんな感じです。薄緑色の脈が透けて綺麗です。
こちらの花は、花弁が7枚もあります。
ウメバチソウ(ユキノシタ科 ウメバチソウ属)
山野の日当たりのよい湿地に生える多年草。草丈10~50cmになる。茎に付く葉は1枚で、長い茎の先に1輪の花が付く。花の形が梅鉢紋に似ていることから名づけられた。
おぼこ荘から日本海側の熊石にやって来ました。夕暮れの海はとても綺麗です。
河口近くの海岸には釣り人の姿が、どうやら鮭釣りのようです。
本日の釣果を見せていただきました。見事なメス鮭をゲットです!
ハーベスター八雲での昼食後、噴火湾パノラマパークを散策して、太平洋側から日本海側に向かう国道277号線の雲石峠手前にある八雲温泉おぼこ荘へ向かいました。
雄鉾(おぼこ)岳の麓にある自然豊かな温泉地は、松前藩時代に温泉が噴き出したのが始まりと言われています。大きな石組みの内湯は、赤茶色のお湯があふれています。
内湯から階段を降りて行くと、岩に囲まれた大きな露天風呂があります。少し濁った黄土色の温泉です。男性露天風呂からは、すぐ脇を流れる鉛川にかかる吊橋が見えます。
こちらは女性露天風呂です。もう少しすると、見事な紅葉を眺めながら温泉を楽しむ事ができそうです。
9月22日、良いお天気に誘われて、函館から国道5号線を北へ約75kの八雲町までドライブに出かけました。眺めの良い農場レストラン「ハーベスター・八雲」でお昼にしようと行ってみると、車も多く何だか賑やかな様子です。ちょうど「秋の収穫祭」が行われていました。敷地内には大きなカボチャがごろごろしていました。
色々な野菜の品評会や即売、フライドチキンの早食いなどのイベントが行われていました。
ハーベスター・八雲は、以前ケンタッキーフライドチキンの実験農場だった所で、低農薬や無農薬野菜を味わえるレストランです。レストランのテラスからの眺めは素晴らしく、噴火湾やその向こうの室蘭までも見ることができました。
人気の石窯焼きのピザ、グリルドチキン、フライドポテト、美味しい牛乳を頂きました。テラス席には「チキンを狙うカラスに注意!」の看板があります。そういえばカラスの姿が多いかな?
今日は朝から快晴の函館、絶好の登山日和と七飯岳に出かけました。その様子は後日紹介する事にして、登山後、八郎沼のイベントに出かけました。祭りもそろそろ終盤で、駐車場もすんなり入れました。いつもは静かな八郎沼も、沢山の人で賑わっていました。
フリーマケットや露店が並んでいましたが、暑かったので何年ぶりかでかき氷を食べました。
かき氷で頭がきんきんしている所へアナウンスがあり、最後に餅撒きがあるようです。ステージでは終了の挨拶が始まり、人々が集ってきました。
3箇所から一斉に餅撒きが始まりました。私も子供の頃以来の懐かしい餅撒きを楽しみ、しっかり5個ゲットしました。
秋の野山でよく見かける「ツリフネソウ」です。半日陰の湿った場所に群れて咲いています。
大きな口をあけた金魚のようにも見えるユニークな形は、一度見たら忘れません。
尻尾のような距がくるんと巻くのが特徴です。別種の黄色い花「キツリフネ」は、距が巻かず垂れています。花の時期もキツリフネの方が少し早いようです。
ツリフネソウ(ツリフネソウ科 ツリフネソウ属)
山野のやや湿ったところに生える一年草。葉は互生し、卵状で先端は尖っている。草丈は40~80cmで茎は赤味を帯びている。 舟のような形の花が、茎から伸びる長い柄の先にぶら下がって咲くので「釣り舟草」と名付けられた。
ツリフネソウ(ツリフネソウ科 ツリフネソウ属)
山野のやや湿ったところに生える一年草。葉は互生し、卵状で先端は尖っている。草丈は40~80cmで茎は赤味を帯びている。 舟のような形の花が、茎から伸びる長い柄の先にぶら下がって咲くので「釣り舟草」と名付けられた。
会いたかったマツムシソウにやっと出会えました。咲き残りの花がわずかに残っていただけでしたが、淡紫色の花は清楚でとても綺麗でした。 (9月11日撮影)
マツムシが鳴き始めるころ、花が咲きだすことからついた名だそうです。
マツムシソウ(マツムシソウ科 マツムシソウ属)
山地の草原に生育する越年草または2年草。草丈は20~50㎝程度。花は長い柄の先端に形成され、多くの花が集まった頭状花を形成する。花序の直径は4cm前後で多数の筒状花からなる。中心部の花は筒状で花冠の先端は5の裂片つに分かれ、周辺の花は3つの裂片が大きく外側に伸びる。雄しべは4本で、葯は青い色が濃い。
山地の草原に生育する越年草または2年草。草丈は20~50㎝程度。花は長い柄の先端に形成され、多くの花が集まった頭状花を形成する。花序の直径は4cm前後で多数の筒状花からなる。中心部の花は筒状で花冠の先端は5の裂片つに分かれ、周辺の花は3つの裂片が大きく外側に伸びる。雄しべは4本で、葯は青い色が濃い。
このところ、どんよりした曇り空が続き、青空が見られない函館です。この日も生憎のお天気でしたが、大沼公園と七飯町市街地を結ぶ農道「城岱スカイライン」を久々に通りました。函館市街地から函館湾、函館山の眺望です。
上の画像から視線を右に移すと、七飯町の住宅街、色づいた大野平野、海沿いの北斗市上磯方面まで見渡せます。
黄金色の田圃と緑の畑が織り成す、落ち着いた色あいのパッチワーク模様。
海岸に生えるナミキソウの一変種で、透き通るような青紫色の花をつけます。
ぷっくりした 愛嬌のある可愛い形の花は、2個が同じ方向を向いて咲くきます。
エゾナミキ(シソ科 タツナミソウ属)
低地の湿地などに生える多年草。草丈は10~40㎝程度。葉は対生し、狭卵形~卵形で先きはとがり、縁には鋸歯がある。茎は四角形で、その稜にだけ上向きの短毛がある。茎の上部の葉腋に、長さ2~2.2㎝の青紫色の花をつける。花冠は対生した葉の脇に1個ずつつき、2個が同じ方向を向いて咲く。花冠は筒状の唇形で、筒部は基部で曲がって立ち上がる。
低地の湿地などに生える多年草。草丈は10~40㎝程度。葉は対生し、狭卵形~卵形で先きはとがり、縁には鋸歯がある。茎は四角形で、その稜にだけ上向きの短毛がある。茎の上部の葉腋に、長さ2~2.2㎝の青紫色の花をつける。花冠は対生した葉の脇に1個ずつつき、2個が同じ方向を向いて咲く。花冠は筒状の唇形で、筒部は基部で曲がって立ち上がる。
わずかに残っていた咲き残りの「ミゾホウズキ」です。溝に好んで生え、果実の形が何となくホオズキに似ていることから名がつきました。
ミゾホオズキ(ゴマノハグサ科 ミゾホオズキ属)
山中の湿地や溝などに生える多年草。茎の高さは10~30cm。葉は卵形または広卵形で鋸歯がある。花は長さ1~1.5cmの筒状で、花冠の先は5裂している。
山中の湿地や溝などに生える多年草。茎の高さは10~30cm。葉は卵形または広卵形で鋸歯がある。花は長さ1~1.5cmの筒状で、花冠の先は5裂している。
ギンリョウソウモドキを見つけた林の中で、ツルリンドウが咲き出していました。
花はラッパ形で、長さはは3cm程です。あまり目立たない花ですが、淡紫色がとても優しい秋の花です。
ツルリンドウ(リンドウ科 ツルリンドウ属)
山地の木陰に生えるつる性の多年草。他のものにからんだり地面を這う。葉は三角状広楕円形でやや厚みと光沢があり縦に走る葉脈が目立つ。花は葉腋に付き、先は5つに裂ける。果実は液果で残った花冠から突き出る。
ツルリンドウ(リンドウ科 ツルリンドウ属)
山地の木陰に生えるつる性の多年草。他のものにからんだり地面を這う。葉は三角状広楕円形でやや厚みと光沢があり縦に走る葉脈が目立つ。花は葉腋に付き、先は5つに裂ける。果実は液果で残った花冠から突き出る。
林の中で幽霊のようにヌーっと立っている「ギンリョウソウモドキ」に出会いました。
葉緑素を持たない菌寄生植物で、全体が透明感のある白色をしています。その姿はまるで蝋細工のようです。
ギンリョウソウモドキ(イチヤクソウ科 シャクジョウソウ属)
山地の暗いところに生える腐生植物。葉緑素がないため全体が銀白色であり、根の中の菌と共生して養分を得ている。花は最初は下向きだが、花後には上を向く。ギンリョウソウに似ているが、秋に開花する。別名アキノギンリョウソウと呼ばれる。
山地の暗いところに生える腐生植物。葉緑素がないため全体が銀白色であり、根の中の菌と共生して養分を得ている。花は最初は下向きだが、花後には上を向く。ギンリョウソウに似ているが、秋に開花する。別名アキノギンリョウソウと呼ばれる。