函館の隣、北斗市の茂辺地川上流にある盤の沢です。茂辺地川地層がむき出しになっています。
上流に進むと、川の水が岩盤の上を流れ落ちる清清しい風景が現れ、これからの季節にぴったりの爽やかさです。
岩の上から覗いてみるとこんな感じです。
ここは道南のグランドキャニオン(ちょっと大袈裟かな)と呼ばれ、以前に「ファイトー!一発!」でお馴染みの健康ドリンクのCM撮影が行われたそうです。
森の中を歩いていると、何やらガサガサ音がしました。まさか熊ではないなと思いながら辺りを見渡すと、いました森の住人エゾリス君です。きょとんとした顔でこちらの様子を伺っています。
静に様子を見ていると何か食べています。どんぐりかな?
この後、木をするする登ったり下りたりとすばしこく動き回り、そのうち森の奥へ帰って行きました。 こちらは香雪園で出会ったエゾリス君です。
器用にひょいと立って、もぐもぐ食べています。
この後、木をするする登ったり下りたりとすばしこく動き回り、そのうち森の奥へ帰って行きました。 こちらは香雪園で出会ったエゾリス君です。
器用にひょいと立って、もぐもぐ食べています。
ルイヨウボタンと同じ林の中で咲いていたルイヨウショウマ(キンポウゲ科)です。
葉の形が升麻(サラシナショウマの漢名)の葉に似ていることから名がつきました。 山地の林の中に生える多年草で、草丈は40~70㎝程あります。茎の先に瓶洗いのブラシのような花をつけます。花弁は白色のへら形で、雄しべは花弁より長く突出しています。
葉の形が升麻(サラシナショウマの漢名)の葉に似ていることから名がつきました。 山地の林の中に生える多年草で、草丈は40~70㎝程あります。茎の先に瓶洗いのブラシのような花をつけます。花弁は白色のへら形で、雄しべは花弁より長く突出しています。
ルイヨウボタン(メギ科)を偶然見つけました。初めて見る花です。
葉の形がボタンに似ていることから名付けられました。
載せそびれていたセンボンヤリ(キク科)を紹介します。(別名ムラサキタンポポ)
センボンヤリは1年に2回花をつけます。春の花は画像のような白い舌状花で、秋には高さ30~60cmの花茎をのばし、先端に閉鎖花を1個つけます。秋花が花茎を多数伸ばす様子から「千本槍」の名がつきました。 花色は白とピンクがあるようです。
センボンヤリは1年に2回花をつけます。春の花は画像のような白い舌状花で、秋には高さ30~60cmの花茎をのばし、先端に閉鎖花を1個つけます。秋花が花茎を多数伸ばす様子から「千本槍」の名がつきました。 花色は白とピンクがあるようです。
葉の色が錦衣のように綺麗なところから名づけられました。(別名キンモンソウ)
山地の道端などで、地面に張りつくように生えていて、草丈は5~15㎝程です。
花はシソ科の花の特徴の唇形で、花色は淡いピンク色や、薄紫色が多く見られます。 こちらはまだ芽吹いたばかりの葉のようで、全体が濃い紫色をしています。
花は白色で、紫の葉に映え綺麗でした。
山地の道端などで、地面に張りつくように生えていて、草丈は5~15㎝程です。
花はシソ科の花の特徴の唇形で、花色は淡いピンク色や、薄紫色が多く見られます。 こちらはまだ芽吹いたばかりの葉のようで、全体が濃い紫色をしています。
花は白色で、紫の葉に映え綺麗でした。
エゾノリュウキンカにそっくりな花、エンコウソウ(キンポウゲ科)です。
山地の湖や沼のまわりなど湿地に生える多年草です。 花の柄が長くのびる様子をテナガザルの手に見立てて名がつきました。 茎は直立せず地面をはい、先の方は斜上して花をつけます。
山地の湖や沼のまわりなど湿地に生える多年草です。 花の柄が長くのびる様子をテナガザルの手に見立てて名がつきました。 茎は直立せず地面をはい、先の方は斜上して花をつけます。
ミツガシワ(ミツガシワ科)は、湿原や沼地の浅い水中に生える多年草です。
3枚の小葉を柏の葉に見立てて名がつきました。 今年は雪融け水が少ない為か、この花も水がほとんど無い状態で咲いていました。草丈は15~40cm。花冠が5裂した白い花の内側に、縮れた毛を密生させています。
3枚の小葉を柏の葉に見立てて名がつきました。 今年は雪融け水が少ない為か、この花も水がほとんど無い状態で咲いていました。草丈は15~40cm。花冠が5裂した白い花の内側に、縮れた毛を密生させています。
群生のスギナと混ざって、白い花が一面に咲いていました。
近づいて見ると、どうやらアブラナ科の花のようです。
葉の形からエゾワサビのようです。
葉・茎・根茎にワサビのような辛味があることから名づけれましたが、ワサビとは別のタネツケバナの仲間で、食べても辛くないそうです。
白い小花が集って咲く姿は、とても綺麗です。
葉・茎・根茎にワサビのような辛味があることから名づけれましたが、ワサビとは別のタネツケバナの仲間で、食べても辛くないそうです。
白い小花が集って咲く姿は、とても綺麗です。
桧沢の登山道で出会った花たちです。
オオバキスミレ(大葉黄菫)スミレ科
ミドリニリンソウ(緑二輪草)キンポウゲ科
フッキソウ(富貴草)ツゲ科
シラネアオイ(白根葵) シラネアオイ科
オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)ゴマノハグサ科
カキドオシ(籬通)シソ科
この他にも、キバナイカリソウ、スミレ、タチカメバソウ、エゾワサビなど沢山の花を楽しみました。
この他にも、キバナイカリソウ、スミレ、タチカメバソウ、エゾワサビなど沢山の花を楽しみました。
桧沢の沢沿いで見つけたコマガタケスグリ(ユキノシタ科)です。
房状の花は長さが20cm程あり、秋には赤黒色の小さな実を付けます。
桧沢の滝へ向かう登山道で咲いていたオドリコソウ(シソ科)です。
淡い紅色の花笠をかぶった娘たちが、輪になって踊っているように見えるでしょうか。
下から覗いてみるとこんな感じです。こちらは白花です。
昨日の続きです。
桧沢の滝へは、サンカヨウ(メギ科)に会いたくて出かけました。滝に着いた頃に、ポツリポツリとにわか雨が降ってきてしまいました。
「荷葉」とはハスの葉のことで、大きな2枚の葉の上に直径約2cmほどの6枚の花弁をもつ白花を3~10個つけます。 昨年は6月2日に出かけ、満開のサンカヨウに出会えたのですが、今回は少し早かったようで、まだこのような蕾が多く見られました。 こちらは蕾みも膨らみ、花が開き始めています。 大きな葉の上に、丸々とした可愛らしい花を多数つけた様子がとても可愛らしい。 純白の花弁とオレンジ色の雄しべの取り合せがチャーミングです。
桧沢の滝へは、サンカヨウ(メギ科)に会いたくて出かけました。滝に着いた頃に、ポツリポツリとにわか雨が降ってきてしまいました。
「荷葉」とはハスの葉のことで、大きな2枚の葉の上に直径約2cmほどの6枚の花弁をもつ白花を3~10個つけます。 昨年は6月2日に出かけ、満開のサンカヨウに出会えたのですが、今回は少し早かったようで、まだこのような蕾が多く見られました。 こちらは蕾みも膨らみ、花が開き始めています。 大きな葉の上に、丸々とした可愛らしい花を多数つけた様子がとても可愛らしい。 純白の花弁とオレンジ色の雄しべの取り合せがチャーミングです。
5月17日、北斗市にある桧沢の滝へ出かけました。函館から江差に向かう国道227号線沿いの登山口から出発です。
国道から林道に入ると、間もなく大野川に架かる赤い吊橋が見えてきます。
吊橋を渡ると「桧沢の滝770M」の標識があり、沢沿いの新緑の小道を進みます。
このような丸木橋を何本か渡ります。
登山道脇に咲く花を楽しみながら、のんびり歩き、桧沢の滝に到着です。
雪が少なかったためか、昨年より水量が少ないようです。
さて、ここでハプニングが。
滝の近くで花を撮影していると、バシャっと音がするので振り向くと、同行者が足を滑らせ沢に落ちてしまいました。深くはありませんが、水浴びするにはまだ冷たく、下半身はびしょぬれです。すぐに立ち上がると「カメラが無い!」と叫びました。首から下げていたカメラは無事ですが、ポケットに入れていたカメラが滑り落ちたようです。周りの水の中を探しましたが見当たりません。すると、3mくらい下流の石に引っかかったカメラがピカッと光っていました。慌ててザブザブ取りに行き拾いあげました。液晶に水が入っていますが、割れてはいません。と、こんな状況なので引き返す事にしました。
登山道はこの時期、虫がうようよ飛び交っています。
虫除けスプレー、手袋、スパッツ、帽子、養蜂家のようなネットをかぶり、首にはタオルと万全の体制で歩いていたのですが・・・やられました「ヌカカ」です。
足3ヶ所、胸、お腹、一体何処から入ってくるのやら。
そして翌朝、顔と口の感覚が変なのに気づきました。
鏡を見てビックリ、唇が巨大たらこ唇に・・ああ「いかりや長介」さんよりヒドイ。
唇をヌカカに奪われました!しかも4、5ヶ所です。水ぶくれにもなってきました。
休み明け、再び皮膚科へ。
先生は開口一番「またダニにやられたの?」と。おもむろにマスクを取った私でした。
ついてない1日は終わりましたが、私のたらこ唇と虫刺されで赤く腫れ上がった足はまだそのままです・・・。
林の中で黄色の花が群れて咲き、そこだけパーッと明るくなっていました。
コキンバイ(バラ科)です。 外見がキンバイソウ(キンポウゲ科)に似ていて、草丈が小さい事からついた名です。 3枚の小葉がギザギザしているのが特徴です。
コキンバイ(バラ科)です。 外見がキンバイソウ(キンポウゲ科)に似ていて、草丈が小さい事からついた名です。 3枚の小葉がギザギザしているのが特徴です。