イタヤカエデが見事な秋色に染まった笹流ダム公園です。
黄色とオレンジ色の暖かなグラデェーションが、陽射しを浴びてキラキラ輝いています。
落ち葉の絨毯・・・とっても綺麗! (10月28日 撮影)
函館市赤川にある水源地、笹流ダム公園に行ってきました。公園のすぐ手前を流れる亀田川支流で初冬の風物詩「大根洗い」が行われていました。
冷たい川に浸かりながら、せっせと大根を洗っている農家のみなさん、本当にご苦労様です。
先週、人間ドックで出かけた病院から見た函館の街並みです。路面電車の軌道が函館山方面に続いています。
中央右端の白い建物は、「函館千代台公園陸上競技場」のメインスタンドです。
左端には函館どっくの紅白の巨大クレーン、函館湾の向こうには、隣接する北斗市の山々。高い所から見ると、いつもと違う風景が広がっていました。
トンネルをいくつか抜けると、前方に採石場のような山が現れました。横道にそれ、そちらの方に行ってみました。
近くで見ると巨大な採石場跡地です。何となく西部劇に出て来そうな雰囲気の所です。
海岸線を進むと、まもなくサンタロナカセ岬と呼ばれる奇岩が見えてきます。海岸に並び立つ二つの岩にまつわる悲しい伝説が残っています。昔、この地に三太郎と嫁、その息子が住んでいました。ある日息子が漁に出たまま戻ってきません。三太郎夫婦は来る日も来る日も、恵山の方の海を磯辺から眺めながら泣き続け、とうとう岩になってしまいました。この二つの岩は立岩と呼ばれ、そしてこの地は三太郎泣かせと呼ばれるようになったそうです。
珍しい景観が続く日浦海岸を楽しんだ1日でした。
珍しい景観が続く日浦海岸を楽しんだ1日でした。
日浦から大澗へと続く道道函館恵山線(道道41号線)には、「日浦洞門」と呼ばれる1929年に出来た複数の素堀りのトンネルがあります。最初のトンネルが見えてきました。
上の画像のトンネル入り口にやって来ました。素掘りのトンネルは落石事故の為、現在は補修されています。
くねくねした海岸道路は、細いトンネルの連続です。
雄大な海と断崖絶壁に挟まれた迫力ある景勝地です。
日浦海岸の崖には、コハマギクがたくさん咲いていました。
高い崖の上や岩の裂け目に咲く可憐な白い花が健気です。
コハマギク(キク科 キク属)
海岸の崖地や草地に生える多年草。茎の高さは10~30cmであり、直径 4cm程度の花を付ける。葉は長い柄があり、縁に切れ込みのある卵形で浅い切れ込みがある。
コハマギク(キク科 キク属)
海岸の崖地や草地に生える多年草。茎の高さは10~30cmであり、直径 4cm程度の花を付ける。葉は長い柄があり、縁に切れ込みのある卵形で浅い切れ込みがある。
灯台から戻って海岸にやって来ました。周りには柱状節理の大きな崖が聳え立ち、あちこちで落石の跡がみられ、かなり危険な状態です。
崖の先端は海の中まで続いています。近くで見ると、ゴツゴツした柱状の岩が積み重なっている様子がよく分かります。
函館から国道278号を恵山方面に進み、戸井近くにある日浦岬にやって来ました。この辺りは、安山岩の柱状節理が多くみられます。
階段を上って岬の先端に進むと、日浦灯台が見えてきました。
下をのぞくと、切り立った崖の上に何と釣り人の姿が見えます。足がすくみそうな所で、何が釣れるのでしょうか?見ているほうが怖いです。
汐泊川の上流にやって来ました。川の中では鮭が行ったり来たりしていますが、撮影は難しいので、隣にある孵化場にいってみる事にしました。
孵化場の水槽の中は、たくさんの鮭で真っ黒です。
わー、鮭が飛び上がりました!
まるで上流を目指しジャンプしているようです。
凄い形相で必死に飛び跳ねる鮭の姿に胸を打たれます。
函館の湯の川温泉街から、海沿いの国道278号を7~8k恵山方面に進むと汐泊川があります。河口近くで鮭がたくさん見られると聞いてやって来ました。鮭がかたまっている辺りは海の色が黒くなっていますが、姿はよく見えません。
溯上する鮭が見られないかと川をのぞいても、距離がある為、カモメの姿しか見えません。
カモメたちはのんびり日向ぼっこです。上流に行くと鮭の孵化場があると、釣り船の方に教えていただき、そちらに向かうことにしました。
久々に大沼公園に行ってきました。まだ色づき始めたばかりです。
点在する小島も、ちょっぴり秋の装いです。
ウルシの赤い葉が鮮やかです。
いいお天気で駒ケ岳も上機嫌です。
以前紹介した「たこ飯」のシーサイドケルプに再び行ってきました。
今回は「たこ飯セット」です。出来立てのたこ飯に、タラの三平汁、たこ刺し、中華風和え物、さらにサービスで葡萄のデザートまで付いていました。たこの唐揚げはオプションです。今回もお腹がいっぱいになりました。
恵山と海を見ながらの美味しいお昼ごはんに大満足です。
海向山の色づき始めた紅葉を楽しんだあと、いつもどおり恵山に向かいました。今回は噴気孔コースを巡ることにしました。1周約30分のコースです。
噴気孔からは、もくもくと水蒸気が上がっています。噴気は有毒ガスを含んでいるという事なので、風下を避けて観察しました。
噴気孔をよく見ると、黄色の針状のものが見られます。これは硫黄の結晶で、温度の高い場所でしか見られないそうです。
噴気孔を抜けて先に進むと恵山展望台に到着です。目の前には津軽海峡が広がり、下北半島がぼんやり見えています。下の方に目をやると、上ってきた道路や恵山の町が小さく見えました。
恵山高原が色づき始めました。賽の河原駐車場から海向山方面を眺めると、所々赤くなっています。
海向山へ向かう登山道沿を進むと、赤く色づいた葉が目を楽しませてくれます。
今年は暖かかったので、海向山登山道の紅葉もまだ始まったばかり、全山が真っ赤に染まるにはもう少しかかりそうです。
この日は少し遅かったので、この辺りで引き返しました。