花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

9月のレクの森

2009年09月28日 | 山野草
少し前に、厚沢部町にあるレクの森・土橋自然教育林に行ってきました。

レクの森が位置する北緯42度付近は、ヒバ(ヒノキアスナロ)の自生北限、トドマツの自生南限でもあり、南北の植物が一度に観察できる好条件となっており、北海道南部の8割の植物を森林内で観察することができます。(厚沢部町HPより)

オクトリカブト(キンポウゲ科)
綺麗な紫色の花ですが、トリカブトの仲間のうちで、最も毒性の強い種類といわれています。

アケボノソウの蕾み(リンドウ科)
今回の目的は、曙草に会いたくて出かけました。

アケボノソウ花の色を明け方の空にたとえ、花冠にある細かい点々を星に見立ててついた名といわれています。

ミゾソバ(タデ科)
ほんのりピンク色をした愛らしい花です。

ツバメオモトの実(ユリ科)
白い可憐な花を咲かせた後、このような神秘的な瑠璃色の実をつけ、2度楽しめる植物です。

ツバメオモトの実2

ミヤマウズラ(ラン科)
葉の上に白い斑点があり、ウズラの卵を思わせることからついた名のようです。
初めて見る花で、愛らしさにうっとりです。

アケボノシュスラン(ラン科)
こちらも初めての花ですが、すでに盛りを過ぎ、あまり綺麗な状態ではなくて、ちょっぴり残念でした。

センニンソウ(キンポウゲ科)

ツチアケビの実(ラン科)
まるで赤いバナナかウィンナーソーセージのような不思議な実です。この果実の様子をアケビに見立ててついた名のようです。

9月の戸井の花

2009年09月27日 | 山野草
少し前に出かけた、戸井の花を紹介します。

ネジバナ(ラン科)
可愛くて好きな花ですが、今年はネジバナにあまり出合っていません。

マツムシソウ(マツムシソウ科)
マツムシが鳴き始めるころ花が咲き出すことから名がついたそうです。

ナガボノシロワレモコウ(バラ科)

ハマフウロ(フウロソウ科)
エゾフウロとよく似ていますが、茎やガクなど全体に毛が少ないのが特徴です。

オオノアザミ(キク科)
今の時期、よく見かけるアザミです。

ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
形がユニークで好きな花です。

白いツリフネソウも咲いていました。白い花を見るのは初めてです。

ウド(ウコギ科)
独活の大木と言われ、春の山菜としても人気の独活の花です。

ツユクサ(ツユクサ科)
鮮やかなブルーのツユクサは、この時期に咲いています。

ソフトクリーム

2009年09月24日 | グルメ
函館に越してきたころ、北海道の人は、よくアイスクーリムを食べるなーって思いました。牧場直営店なども多く、美味しいアイスが多いからだと納得し、今では大のアイス好きになってしまった私です。

函館の隣、北斗市にある鈴木牧場(通称スズボク)さんの抹茶とモカのソフトクリームです。濃厚なアイスが人気で、牧場の売店はいつも混んでいます。

函館市内にある珍味屋ニッコー(日弘食品)さんは、立待岬に出かける時に立ち寄ります。

100円という安さです。

函館空港近くの丘陵地に「函館牛乳」の工場があります。そこには直売店「あいす118」があり、牛乳はもちろん、ヨーグルトやソフトクリームといったものが食べられます。こちらはバニラとモカです。

七飯町大沼近くにある山川牧場の直営店のバニラとモカです。こちらのアイスは、函館市内のベイエリアなどの観光地にも売店があります。

七飯町大中山の旧国道にある雑貨屋さん野澤商店のジャンボソフトです。
お店の奥さんから、まっすぐ持って上から覗き込む様にして食べて下さいと注意があります。
「店の中では食べないでください。落としても二度は作りませんので、落としたら掃除をしてすみやかにお帰りください。」という貼りり紙があるんですよ。

函館から江差に向かう途中にある厚沢部町、国道沿いの道の駅の隣にある「百姓屋のこだわり牛乳ソフト」です。

同じく厚沢部町のあすなろパンです。

いつもはバニラにブルーベリーのソースとかけてもらうのですが、生憎ソースが無くなっていました・・・残念。
ここのソフトは大のお気に入りです。150円という値段にびっくりです。

秋の横津岳

2009年09月22日 | 山野草
少し前のある日、晴天に誘われ、函館の隣町七飯町にある横津岳(1166m)に行ってきました。
山頂近くまで舗装道路が完備しているので、車で上がることができます。登山ゲート近くに車を止め、登山届けを書いて出発です。

ゲートからはアスファルトの緩やかな上りが続きます。
道の脇には黄色が眩しいアキノキリンソウ(キク科)がたくさん咲いていました。

ヤマハハコ(キク科)の可憐な姿も目立ちます。

茎の先に白い小花が穂状につき、まるで瓶洗いのブラシに見えるサラシナショウマ(キンポウゲ科)です。

草丈が5~6㎝と小さなハナイカリ(リンドウ科)です。

ヒヨドリバナ(キク科)は、ヒヨドリの鳴くころに花が咲き出すことから名がついたそうです。

エゾノコンギク(キク科)もあちらこちらで見られました。

今回のお目当ての花、エゾオヤマリンドウ(リンドウ科)と山頂の航空路監視レーダーです。

濃い青紫のエゾオヤマリンドウが、あちらにもこちらにも咲き出し、可憐な姿を見せてくれました。

山頂付近にある雲井沼とスイレンです。

山頂から眺めです。左中央にぽっかり浮かんでいるように見えるのが函館山です。

目の前には駒ケ岳の雄姿、大沼、鹿部町方面と噴火湾まで綺麗に見渡す事ができました。

道南ドライブ

2009年09月21日 | 道南
シルバーウィークはお天気に恵まれ、気持ちの良い秋の陽射しが降りそそいでいる函館です。

さて、画像は少し前に知内~松前方面へドライブに出かけ時のものです。知内町は函館から国道228号線で西へ40kくらいの所にある町です。
歌手の北島三郎さんの出身地でもあります。

重内(おもない)神社です。ここからの展望が良いというので行ってみました。

重内神社の裏手にある展望台からの眺めです。
真っすぐに延びた道がいいですね。道の先には津軽海峡が広がり、重内平野など町を一望する事ができます。

海沿いの国道脇に咲いていたオニユリです。

知内の南端に位置する矢越岬(やごしみさき)です。
松前矢越道立自然公園に指定されており、奇岩が連なる海岸線は壮観です。

松前町にある北海道最南端の岬、白神岬(しらかみみさき)です。
ここから津軽半島の竜飛岬までわずか19.2kmだそうです。風の名所だそうで、この日も強い風が吹いていました。

蝶と蛾

2009年09月18日 | その他
爽やかな秋本番の函館です。こんな日は自転車のお出かけも最高に気持ちいい!

さて、今回は花散策で出合った蝶たちパート2です。

ゴマシジミ・・・産卵シーンでしょうか?

ヒメアカタテハ

ベニシジミ

ベニシジミ2

チャマダラエダシャク(蛾)

載せそびれた8月の花たち7

2009年09月17日 | 山野草
今日は朝から良いお天気でしたが、突然の大雨で、洗濯物がびしょぬれになってしまいました(悲)。

今回は大沼周辺の花を紹介させていただきます。

クサレダマ(サクラソウ科)
黄色の花がとても鮮やかでした。

ハッカ1(シソ科)
ドーナツ状に薄紫の花を咲かせます。

ハッカ2

イヌゴマ(シソ科)
国際民族舞踊団の踊り子さんのように見えてしまうのは、私だけでしょうか?

シロネ(シソ科)

サワギキョウ1(キキョウ科)
紫色の美しい姿の花です。

サワギキョウ2

セイタカアワダチソウ(キク科)
北アメリカ原産の帰化植物です。 

クサギ(クマツヅラ科)
臭木とは随分ひどい名がついたものです。花はこんなにお洒落なのに・・・。

オマケの画像
赤トンボとハエの睨み合いです。


載せそびれた8月の花たち5

2009年09月14日 | 山野草
今朝の函館は気温13℃とひんやりしていましたが、秋晴れの素晴らしいお天気で日中は24℃まで上がりました。

今回は、函館市郊外にある自然公園の花を紹介させていただきます。

ヤマジノホトトギス1(ユリ科)

ヤマジノホトトギス2

ツリフネソウ1(ツリフネソウ科)

ツリフネソウ2
くるんと巻いた尻尾とフグ提灯のような形がユニークで可愛い花です。
モビールのようにゆらゆらしています。

キツリフネ(ツリフネソウ科)

ツルリンドウ(リンドウ科)
優しい薄紫色の可憐な花でした。

ミヤマヤブタバコ(キク科)
タバコの葉に似ていて、藪に生えることから名がつきました。
頭花がキセルの雁首(がんくび)を思わせることから、別名ガンクビヤブタバコとも呼ばれています。

載せそびれた8月の花たち4

2009年09月13日 | 山野草
昨夜から降っていた雨も午前中で止み、午後からは青空が広がるいいお天気になった函館です。空気もひんやりとして秋本番といったところでしょうか。

さて、8月の終わりに登った函館山の花たちを紹介させていただきます。

<8月の函館山の花>

キンミズヒキ(バラ科)
黄色い花が穂になってたくさん並ぶので、これを金色の水引に見立てて名がつきました。

ハエドクソウ(ハエドウクソウ科)
この植物のしぼり汁を紙にしみこませて、ハエ取り紙にしたことから名がつきました。可愛い花なのに、ちょっと可哀そうな名ですね。

ホタルサイコ(セリ科)
小さな黄色い花の様子を、ホタルの光に見立てて名がつきました。

ヤマハギ(マメ科)

オオノアザミ(キク科)

オミナエシ(オミナエシ科)
女郎花といわれる、秋の七草の1つです。

ツリガネニンジン(キキョウ科)
花の形が釣鐘型をしていて、根または葉の様子を朝鮮人参に見立てて名づけられたと言われています。

クサボタン(キンポウゲ科)
葉の形がボタンを思わせる事によるそうです。くるんと外に巻き上がった花の形が可愛いです。

ヤマハッカ(シソ科)
山の中に生えるハッカという意味です。

エゾアジサイ(ユキノシタ科)

クルマバナ(シソ科)

2009年09月10日 | その他
花を撮りに野山に出かけると、沢山の蝶に出合います。
蝶の撮影は、近寄るとすぐ逃げてしまうのでなかなか上手く撮れませんが、何とか撮れた蝶を紹介します。
名前は自信がないので、間違っていたら教えてください。

イカリモンガ・・・蝶だと思ったら蛾でした

ミドリヒョウモン

ジャノメチョウ

コキマダラセセリ

ヒカゲチョウ

スジグロシロチョウ

載せそびれた8月の花たち2

2009年09月10日 | 山野草
最近の函館の天気は、晴れたり曇ったり、雨が降ったりと目まぐるしく変わり、天気予報泣かせの日々が続いています。
画像は昨日の続きです。

<8月の戸井の花②>

コウゾリナ

ゲンノショウコ

ミヤマママコナ

カタバミ

ノコギリソウ

クルマバナ

カワミドリ

ナガボノシロワレモコウ

載せそびれた8月の花たち1

2009年09月09日 | 山野草

長らくご無沙汰してしまいました。
短かった夏も終わり、函館はすっかり秋の気配です。
サボっていたブログを再開したいと思います。どうぞよろしくお願いします。
季節が過ぎてしまいましたが、8月に撮り貯めた花の画像を紹介させていただきます。

<8月の戸井の花①>

ハマフウロ

カセンソウ

ツリガネニンジン

ホタルサイコ

オトコエシ

オトギリソウ

ミヤマトウバナ

ヒヨドリバナ