花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

函館山宮の森の花

2009年07月29日 | 山野草

立待岬を後にし函館山宮の森に立ち寄ると、ウリノキの花がくるんと綺麗にカールしていました。何度見ても面白い形をしています。

涼しげなブルーのエゾアジサイ

独特の臭いのあるドクダミも、こうやって見るとなかなか可愛いです。
冷蔵庫の脱臭剤代わりにもなりますね。
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岬の花

2009年07月28日 | 山野草

またまた立待岬に出かけました。
目の前には、津軽海峡の青い海が広がっていました。

キンギンボク(スイカズラ科)の果実です。

ハマヒルガオ(ヒルガオ科)が、岩場につるを伸ばして咲いていました。

岩の間から顔を覗かせているハマボッス(サクラソウ科)です。

キリンソウ(ベンケイソウ科)は、やや盛りを過ぎていました。

エゾネギ(ユリ科)もこんな岩場に生えています。
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恵山の花

2009年07月27日 | 山野草

この日は久しぶりの青空、戸井を後にして恵山に向かいました。

ガンコウランの間から顔を覗かせていたヤマサギソウ(ラン科)を見つけました。

こちらは丁度見頃のエゾチドリ(ラン科)です。
ラン科の花には、サギソウやチドリとつく名が多いようです。

アマニュウ(セリ科)も多く見られました。

オマケの画像です。
恵山の道の駅隣にある、たこ飯しの「シーサイド・ケルプ」さんのお弁当です。
たこ飯し、真イカのお刺身、真イカの天ぷら、フキとイカゲソの煮物、玉子焼き、あら汁です。美味しくてお腹いっぱいになりました!
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戸井の花

2009年07月26日 | 山野草

お気に入りの戸井のいつもの風景です。

紫色のグラデーションが綺麗なナンテンハギ(マメ科)を見つけました。葉の形がナンテン、花が萩に似ていることからついた名です。

エゾカワラナデシコ(ナデシコ科)
レースのような繊細な花弁が風に揺れていました。

ガマズミ(スイカズラ科)
白い小さな花が集って咲くと、こんなに清楚で可憐です。

シュロソウ(ユリ科)
茎の根元がシュロ状の繊維に包まれることから名がつきました。
草丈が50㎝~1mもあるので、風に揺れて上手く撮れません。
あまり目立たない花ですが、よく見ると色も形もなかなか面白いですよ。

オニシモツケ(バラ科)
咲き始めの淡いピンク色のオニシモツケ、ふわふわして綿菓子のようです。
他に白いオニシモツケも咲いていました。

桑の果実です。
赤黒く熟すと甘くて美味しいですが、この状態ではまだ酸っぱそうです。
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雨の合間の花探し

2009年07月22日 | 山野草
今年の夏はどうなちゃったの?というくらい雨ばかりの函館です。雨の合間を縫って、花探しに出かけました。

林内で見つけたツレサギソウ(ラン科)です。
鷺が羽を広げ、連なって飛んでいるように見えるでしょうか 。

こちらはイチヤクソウ(イチヤクソウ科)です。
恥ずかしがりやさんの花で、下向きに咲くので撮影が難しいです。薬用になることからイチヤクソウ(一薬草)の名がつけられました。
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横津岳の花2

2009年07月21日 | 山野草

横津岳の続きです。この日はガスがかかっていて、山頂からの景色はとっても幻想的でした。

駒ケ岳も雲の中に浮いているように見えました。

ハクサンチドリ(ラン科)が賑やかに咲き誇っていました。

紫色がほとんどで、昨年見つけた白いハクサンチドリを見つけられませんでした。

こちらは丁度満開のノビネチドリ(ラン科)です。

カラマツソウ(キンポゲ科)は、落葉松の葉の集りに見立ててついた名です。上手いネーミングだと思います。

湿原では一面にワタスゲ(カヤツリグサ科)が咲き、見ごたえがありました。本当に綿のように見えますね。今回見たかったのが、このワタスゲの群生でしたので大満足でした。
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横津岳の花1

2009年07月19日 | 山野草
今回も載せるのがすっかり遅れてしまった花たちですが、懲りずにお付き合いくださいね。

久しぶりに好天に誘われて、横津岳に行ってきました。
ゲートを過ぎるとナナカマドの花が綺麗に咲いていました。

アスファルト沿いの道路脇にオオヤマオダマキ(キンポウゲ科)に似た花の蕾みを発見、もしかすると園芸種かもしれません。

間もなく横津岳山頂の航空レーダードームが見えてきました。

薄紫色のチシマフウロ(フウロソウ科)が、あちらこちらで可愛い花を咲かせています。

途中の雲井沼に立ち寄りました。右側に見えるのが横津神社と鳥居です。
以前沼に咲いていたスイレンがほとんど無くなっていました。

沼の周辺には、ミツバオウレン(キンポウゲ科)の可憐な姿が見られました。高さが5cmくらい、花の大きさは1㎝くらいの小さな花です。

同じく沼の周辺に咲いていたツマトリソウ(サクラソウ科)です。花弁が7つに裂けているのが特徴です。・・・続く
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載せそびれた花たち

2009年07月13日 | 山野草
朝から大雨の函館です。
今年は天候不順なのか降る時は土砂降り、週末のお天気もイマイチで、清清しい青空が早く見たいと思っているのは、皆さんも同じでしょうね。

さて、1週間もブログの更新をサボってしまいました。せっかく咲いたのに私のせいで載せそびれた花たち、大分時期外れになってしまいましたが、どうぞお付き合い下さい。

函館市郊外にある自然公園に咲いていた花たちです。
コウホネ(河骨)スイレン科
浅い池や沼などに生える多年生の水草です。白い根茎が骨のように見えることからついた名です。円柱形の花柄を水の上に出し、黄色い花を上向きにつけます。

ナツトウダイ(夏燈台)トウダイグサ科の種子
もしかするとヒメナツトウダイかもしれません。

コケイラン(小蘭)ラン科
盛りは過ぎていましたが、まだ綺麗なコケイランをたくさん見られました。

サイハイラン(采配蘭)ラン科
花のつく様子が武将の使う采配に似ているためこの名がつきました。
ピンクの花が、茎の一方側にやや片寄って下向きに咲きます。

花の終わりころは、開いて水平に近くなります。

シダの緑が鮮やかでした。

ヘビイチゴ(バラ科)

マムシグサ(蝮草)サトイモ科
紫色のマムシグサ、薄暗い林内で出合うとドキッとしますね。

ニガナ(苦菜)キク科
葉や茎に白い乳液があり、これが苦いのでこの名がつきました。
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立待岬の花

2009年07月04日 | 山野草

立待岬遊歩道沿いのハマナスです。

残念ながらほとんど咲き終わっていました。

元気だったのが、海岸の草地に群生していたオオバナノミミナグサ (ナデシコ科)です。花は1㎝くらいと小さいですが綺麗な花です。

可愛いピンクの花は、ゲンノショウコの仲間のハマフウロ(フウロソウ科)です。

花びらは薄い和紙で作ったかのようにシワシワしています。

涼しげな青紫色の花はクサフジ(マメ科)です。

オマケの画像です。
海岸で賑やかな声が鳴り響いていました。
声の主を探してみると、ブルーと赤褐色の色鮮やかなツートンカラーのイソヒヨドリ(ツグミ科)でした。
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エゾスカシユリ(蝦夷透百合)

2009年07月03日 | 山野草

立待岬で、オレンジ色の鮮やかなエゾスカシユリに初めて出合えました。

風の強い岩場に咲いているので、草丈がかなり低いです。
がくと花弁の根元にすきまがあり、花の内側を外側から透かして見ることができるのでこの名がつきました。
でも、この花は栄養がいいのか隙間がほとんど分りません。

もう1輪の方を見てみると、ほら根元に隙間が見えました!
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エゾゼンテイカ(蝦夷禅庭花)

2009年07月03日 | 山野草

立待岬に行ってきました。
岬は今の時期、ガスがかかっていることが多いです。

エゾゼンテイカ(ユリ科)が崖の上で揺れていました。

海岸の岩場に方に降りていくと、津軽海峡に想いをはせるかのように咲くゼンテイカの後姿が印象的でした。
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カンボク(肝木)

2009年07月01日 | 樹木・園芸種

大きな木に白い花をつけた楚々とした姿が、とても爽やかなカンボクです。

両性花のまわりに大きな装飾花を付ける様子はヤマアジサイやガクアジサイに似ていますが、ユキノシタ科ではなく、スイカズラ科のガマズミなどに近い仲間です。

6月の花嫁さんの髪飾りにピッタリのイメージです。
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ホオノキ

2009年07月01日 | 樹木・園芸種
昨日から雨降りで、7月だというのに、また肌寒い日々に戻ってしまった函館です。

横津岳に向かう林道沿いの滝です。
暑ければ清涼感たっぷりですが、この日はガスがかかって肌寒かったです。

同じ林道沿いで見かけたホオノキ(モクレン科)の花と蕾みです。

象牙色の大きな花は遠めにもよく目立ちます。
すでに盛りを過ぎていましたが、ほのかな甘い香りを放っていました。
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