浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

日日に神の御胸に抱かれて
光の国に住める嬉しさ

「心行の解説」より。

2014-02-11 02:22:47 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

※ お写真はお釈迦様が大悟された後、法悦された同じ場所で瞑想されている我らの恩師。
 

            ~ 恩師の「心行の解説」より ~


先の続き・・・

世の中には出すのは大嫌い、ポケットのゴミを出すのも、舌を出すのも惜しいという
ドケチの代表のような方があります。
これが肉体を戴いた人間の姿ですね。
肉体の欲に翻弄されているから、そういうことになるのです。
翻弄される度合いが大きい人ほど出すのは嫌い、貰うのは大好きです。
逆に肉体の求めよりも内なる心の強い人ほど貰うのは嫌い、だすのは大好きで、
「そういうお気遣いはしないで下さい、もう持ってこないようにして下さい」と
言いましたら、今まで以上に持ってきて下さるようになります。

「私のところに下さい」と言えば、誰もくれません。
昔から「くれ、くれ坊主にやりともない」という言葉がありまして、くれと言うと、
やりたくなくなるし、もう結構でございます、これ以上御迷惑をかけたらいけませんと言うと、
これはもっとあげなくてはいけないということになるのです。
人様とのお付き合いは飽きられないようにすることです。
飽きられないようにするためには、なるだけご迷惑をかけないように、
人様に負担をかけないようにすることです。
そうしますと、長いお付き合いができます。


               ~ 感謝・合掌 ~




この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「心行の解説」より。 | トップ | 「心行の解説」より。 »
最新の画像もっと見る

浄心庵 長尾弘先生垂訓」カテゴリの最新記事