過去に受けた心の傷をトラウマと呼びます。そのトラウマが元で似たような場面に出くわした時、過去の嫌な感情、体が動かなくなる、頭が真っ白になるなどの状態が再現されこれがひどい状態になると自己コントロールがきかなくなります。
さて、そのトラウマ、心の傷とはいったいなんなのでしょうか?
普通”傷”は誰かにつけられた、と思っています。しかしよく考えてみてください。自分の心の中に他の誰かが傷をつける、ということができるのでしょうか?
”傷つけられた”という自分の心が存在するのです。はっきり言うと自分しか自分の心に傷をつけることはできません。そのことがわかると、自分で自分の傷を修復することも可能です。傷が修復されるということは過去が変わるということです。
過去の嫌な思いにとらわれなくなります。そうすると”今”が変わりそれによって今までと違う未来が開けることになります。そういうことが私の周りで起こっています。