さすらいの青春(485)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
———————【485】———————————
La bougie que Franz avait laissé dans
sa chambre brûlait encore. Rien n'avait
été dérangé. Il y avait seulement, écrits
sur une feuille de papier à lettres placée
en évidence, ces mots:
.————————(訳)—————————————
フランツがそのまま部屋に残したろうそくが
まだ燃えていた.何もかもそのままで乱されて
いなかった.ただ1枚の便箋が、人目につくよ
うに置いてあった.それにはこういう言葉が書
かれていた.
.———————⦅語句⦆————————————
bougie:(f) ろうそく
brûlait:(直半過/3単) < brûler (自) 燃える、焦げる
dérangé:(p.passé) < déranger (他) 妨げる
été dérangé:(受け身半過去) 妨げられた
avait été dérangé:(受け身大過去) 妨げられた
écrit:(m) 書類、文書、書き物、
feuille:[フィユ](f) ❶(植物の)葉、❷紙片
papier à lettres:(m) 便箋
placé, e:(形) 置かれた
en évidence:人目につくように、はっきりと
ces mots:(m/pl) これらの言葉
.———————≪構造≫————————————
Il y avait seulement, écrits sur une feuille de papier à
lettres placée en évidence, ces mots:
この後半文の構造をみてみましょう.
基本構造は【il y a ~】
Il y avait seulement, écrits placée en évidence.
目立つようにしてただ書きものが置いてあった.
その書きものは1枚の便箋に書かれていたという
情報を入れます.
Il y avait seulement, écrits sur une feuille de papier à
lettres placée en évidence.
目立つようにしてただ便箋に書かれた書きものが
置いてあっただけだった.
「書きもの」をmots で言いかえ、同格で文構造外に
出します.これを外置構文と言います.一種の文末
遊離文です.
Il y avait seulement, écrits sur une feuille de papier à
lettres placée en évidence, ces mots.
目立つようにしてただ便箋に書かれた書きものが
置いてあっただけだったが、こういう言葉だった.
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