もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

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私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

5560番:仏教日記にアクセスがあったので続きを書きます.(3)

2024-11-16 20:29:58 | 日記

仏教日記(3)

 

ブッダは「信心を持て」と繰り返し教えています.

ブッダ在世の宗教とはバラモン教ですが、そんな

ものを信じろとは言っていません.その他の候補

としては六師外道がありましたが、それのことで

もありません.死なない法を信じることだったと

思います.突き詰めると、過去世の自分があった

ということでしょうか.心の奥に阿頼耶識という

記憶の倉庫があって、深い瞑想によって知ること

ができるらしいのですが、普通の人にはとてもそ

のような真似はできませんので、それは信じまし

ょうということで、暫定的過去を作ってそこに

自分がいたことにする.そういうことだと思い

ます.

 

それでその過去の自分の姿というのは、現在の

自分が、苦しんでいる点をたどればわかる.善因

善果、悪因悪果なので、自分が苦しんでいる点

は過去に自分が他人を苦しめた、というところ

が原因で、それが種子となって、今、苦しみの

花が咲いている、ということであります.

 

私の場合、今貧乏暮らしなので、前世は泥棒で

ひとさまのサイフを盗んで暮らしていたのでし

ょうか.今生、貧乏の苦しみを受けて、過去の

罪滅ぼしをいしているところ.なかなか貧乏は

脱出できそうにないので、この貧乏の花は

ラフレシアのように大きいグロテスクな花の

ようです.ザ・ピーナツは「情熱の花」

ゴタぴょんは、「グロテスクの花」を咲かせ

ております」 とても見られたものじゃない!

 

次の仏教の話、聞く~?

 

ブッダの本を読んでいると、ブッダが悪魔に

追いかけられる場面がでてきます.悪魔が

ブッダに言うのです.

「わしが恐いのか?」

ブッダは答えます.

「そうではなく、お前に触れるのはよくない

ことなのだ」

 

というような謎がかかれています.これは一体

何を言っているのだろうか、と考えてみた.

 

これはきっと、「思い」のことだと思います.

仏教では身・口・意の三業と言って、身に行う

ことも、口に言うことも、意(こころ)に思う

ことも、悪は遠ざけよと教えられています.

 

このうち意(こころ)は見えないものだから、

ついつい、悪いこと、特に腹を立てたりした

ときなど、相手が電車にひかれて死んでしまっ

たことを想像で物語を作って「ざまあみろ」

などと思う.これは間違いなく悪業です.

これがまた、自分に返ってきて災いとなる.

 

こころによからぬことを思い描く=悪魔に追いかけられる

ということだと思いますので、気をつけましょう.

私は心でたくさんの人を殺してきました.

「ばか野郎、馬に蹴られて死んでしまえ」

これで一人殺人.まあ、この生涯100人は殺している

だろう.なかなか罪障が深いので、来世は人間界に

無事生まれ出ることができるかどうか、わからない.

 

人間に戻れるように、今から反省してがんばります.

 


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