気になることがあって、
いやいやそれだけじゃなくて、
なんとなく気が乗らなくて書けませんでした。
体が重い。運動不足、食べすぎ。
もう5月病っぽいよ。
心配事は一応の目安がついたので、大丈夫です。
外にでなくちゃ。
ひきこも~りな絵本の話。
今は「ちいさいロッタちゃん」を読んでる。
「長靴したのピッピ」や「やかまし村のこどもたち」シリーズで
有名なリンドグレーンさん。
「ロッタちゃんの自転車」ではまって、3部作を読んでるの。
ロッタちゃんは過激な幼児で、
自転車が欲しくて隣のおばさんの自転車をカッパらったりする。
童話館の解説によると、
「過激な?内容ながら、マジメなコからの圧倒的支持を得て、
配本からハズせない」そうだ。
私も大好きなんだよ。←生真面目
本能のままに生き、こどもの魅力全開で、
みんなに愛されているロッタちゃんが。
ロッタちゃんになりたいけど、
ロッタちゃんのような娘がいたら、怒っちゃうこと間違いなしなんだけど。
好きな絵本作家には、共通点がある。
リンドグレーンさんも(確か)4人のお母さん
たびたび紹介する同じくスウェーデンの、
エルサ・ベスコフさんは6人(!?)の息子のお母さん&農場の主婦。
いったいどうやって育てたのかしら。
その状況で、静かで賑やか、豊かな森や庭の生き物、落ち着いた精緻な絵。
そのうえ多作。
人間が豊かだったんだろうね。
彼女の生活そのものがミラクルだよ。
男の子のお母さんなら絶対1冊は読んだ(読まされた?)ことがあるハズな
アメリカのバージニア・リー・バートンさんも4人のお母さん。
「はたらきもののじょせつしゃけいてぃ」「いたずら機関車ちゅうちゅう」
「マイクマリガンとスチームショベル」。
「ちいさいおうち」が一番有名かしら。
さすが絵画畑出身だけあって、
どれもお話の道筋を絵でたどれる(地図になっている)のがすごい。
男の子って、地図をなぞるの大好きだよね。
最近読んでなくて、読みたくなったなぁ(長いんだけどさ)
みなさん主婦だったお母さんが、わが子のために、
物語りを作って聞かせたのが、絵本作家の始まり。
私も絵本を読む気力がないときは、
「カッパと饅頭(ナッパちんのこと)の大冒険」とかやるよ。
「カッパのお皿に饅頭が載ってって、食べたらお腹壊しました。ぶりぶり~」
的なくだらなさですが。
この即興感がいいのか、こどもたちには大人気。
絵本作家になる才能はないけど、
どんなつまらない内容でもリクエストが多い。
こどもたちは物語を望んでるね。
内容は関係なく、怒ってる声ではない、
リラックスしてるお母さんの声が聞きたいだけなのかもしんないね。