英国王のスピーチ

お正月、何してますか？

私はね～年末から優雅にDVD鑑賞しましたよ。

だって天気悪いんだもん。

観たかったけど、映画館で観れなかった「英国王のスピーチ」

一昨年だっけ？アカデミー賞受賞。

現エリザベス女王の父上である、

吃音で苦しむジョージ6世と民間のセラピストの友情の実話。

友情といっても今のようにフランクな英国王室ではなく、

貴族と平民に大きな隔たりがあった時代。

それだけに王室の特権と国民に対する責任は強かったのかも。

ジョージ6世のことをwikiってみましたが、

第二次世界大戦前の大変な時代に、気の毒な経緯で王位を継ぎ、

そして自分の資質と関係なく、誠実に家業に尽くしたというところが、痛ましい。

善良王という名が相応しいかと。

それから、女好き（特に人妻好き）なのは、

先祖代々の英国王室の特性なのだな～と納得。


演技はやはり言葉が占める割合が大きいと思うけど、

しゃべりたいのに言葉がでない、でも苛立ち、憤り、悲しみ、自分への絶望

・・そういう非言語的な演技がすばらしかった。

カッパくんも最後までずっと観ていました。

ドイツのイギリス侵攻のところが特に生き生きしてましたが。

よい映画って、こどもでも飽きないものなのね。


話変わって、お正月は「大奥」を読んでます。

「昨日何たべた？」からよしながふみさんにハマって。

面白いねぇ。

ドラマも映画も観てなかったけど、

そっち（どっち？）の世界に行っちゃいそうです。


もう1本DVD、現代美術収集家夫婦の実話「ハーブ＆ドロシー」は、

これからのお楽しみです。

真実は小説より面白い場合も往々にしてあり。

カッパくんの行動もそれに近いものが。

このブログのすべてが、ノン！フィックションだよ～～。