おでかけ大好き

お金のかからないおでかけ&ささやかな幸せ&読書など。毎日楽しいことばかりだといいのにな。

こどものそだちかた

2013-01-10 10:34:23 | 日々喃々
10年近くカッパを観察してきて、

カッパくんは冬から春にかけては、まま落ち着いているようだ。

誕生日を迎える梅雨時は成長の証なのか、反抗が強くなり、

夏は暑さで溶けやすく。

一番イケないのは、秋場である。

気圧の変化か、イベント盛りだくさん非日常ってところがいかんのか。

先日実家母に「カッパくんずいぶん落ち着いたね」と言われた。

やっぱりね。


先日、登校班の付き添い当番をしたところ、

カッパくんの兄貴分にあたる4年が、

「お~時間だから出ようぜ~」と言ったのに驚いた。

時計を見て、適切な行動に・・(嗚咽)

それに列からはみ出さず歩けてるし(涙)

(以前は道の真ん中を歩き、車がきても、避けない)

大人が居る日だけかもしれないけど、

大人が注意してもできない奴らですよ。

(僅かながら)進歩してる(号泣)


このブログに長いお付き合いのみなさんは、

私がどれほど登校班に翻弄されたか覚えているでしょうか。

あの怒り、まるっきりムダでしたがね。

どーしようもないんで、一度、軽く轢かれろって思ってたし。

男子もいつかは(多少なりとも)落ち着く年齢があるのね。


今回はナッパちんも一緒に登校してみる。

3ヵ月後には、一緒に登校するのよ。

前夜に言い聞かせておいたので、張り切って兄より早く起きてくる。

そしていつもよりは早くご飯を食べ終わり、兄とラジオ体操もし。

登校班の足取りには、ちょっと遅れ気味だけど、頑張ってる。

ん!なんとかなるかな?

本人評「1回くらいならいいけど、毎日はダメかも」だそう。

現実の見極めが的確です。


思うに、女子は作物のように外見と中身は一緒に育つ。

小さいトマトも大きいトマトも、まだ未熟でも中身が入っている。

男子の成長は、まず外皮だけ。

とにかく中はからっぽで外袋だけどんどんどんどん大きくなる。

外袋が完成してから、やっと中身を詰め始めるらしい。

大器晩成。一生完成しないで大袋作って終わるヤツもいるし、

大きくても穴だらけのヤツもいるけどな。

そういう製造過程だから、もう心配しても仕方がないんだよ。


ちなみに、女子は小さいから中身いっそう充実とか、

オプションで別袋付属とかできますが、

男子の一度完成した袋が大きくなったり、

別腹?になったりすることはほとんどなさそう。

だから、中身のことなんか気にせず、でっかく作ってやんね~とな。

もしかしたら、4次元になってて、宇宙だって入っちゃうんだぜ。























エアパーク

2013-01-10 09:06:56 | おでかけ


冬休み、元気にまあ規則正しく過ごせたので、

カッパくんのご褒美にエアパークのリベンジに。

ナッパちんにはちっとも嬉しくないけど仕方なし。

「おうちでゴロゴロちてたいわ」というナッパちんをなんとか連れ出して。


今日はお昼を持たずに、なるべく早く出て、

開館すぐの狙いは、シュミレーター。



お母さん、初級・輸送機にチャレンジするも、着陸手前で墜落。

カッパくんが言うには、戦闘機よりも、操作性が悪く難しいとのこと。

いやいや、お母さん二次元の車の運転も怪しいですからね。

三次元は不可能ですわ。


ナッパちんはまったく興味なく。

しょうがないので、格納庫のほうへ。



ゼロ戦~~。意外や丸っこくてかわいいちゃん。

正式には零式艦上戦闘機。

ゼロファイターまたはゼロは、

格闘の性能のすさまじさに恐れた英米パイロットがつけたあだ名。

ゼロセンについては、語りたいことがたくさんあるけど、

ここではちょっと押さえて、いずれまた。




やっと3年生になったのに。

体感型シュミレーター、メンテナンス問題で、使用不可。

今こそ、オタマトーンでBGMをつけてあげたい。ちゃらららら~~~~ん。

哀愁漂うカッパ後姿。




ヘリコくんたちは、どうして鼻が丸いんでしょうね。


蒼い衝撃。現在のデザインはもっと白っぽいです。フライトスーツもかっけ~~。



ブルーインパルスは二人乗りなんですね。






乗れる機体には、係員がついていて、

空いていたので丁寧に説明してくれました。

戦闘機の先っぽはトガっていて、普段はカバーがかかっているんですが。

これはピトー管というそうで。

(ここでカッパくんによるピトー管の解説が続く・・・・)

係員のおじさんが、カッパくんに計器を見ててごらんと言いながら、

このピトー管に息を吹きかけると、

高度計や気圧計、速度計などが動きました。動くんだ~~~!!



おじさんに促されて母もピットイン、意外と中は深くて広い。

三面ぐるりと計器に囲まれる。

デジタルじゃなくてアナログなんだね。シブい。

母はメーターだけで緊張するけど、

機械好きには安らぎ空間なんだろな。


今回私が一番熱心に観たのは、

2011~2012年のブルーインパルスのドキュメンタリー。

かの震災において、ブルーの本拠地の松島基地は周囲ともども

津波による壊滅的な被害を受け、

機体自身はイベントのため別基地に移動していて、偶然損壊は免れたものの、

その後自衛隊の復旧支援活動などに忙殺され、

まったくブルーの活動及び練習さえもできない状態。

パイロットの能力維持のために、限られた時間内で他基地で練習したり、

また震災後も航空際が中止になり、活動休止状態。

本拠地の機能不全により松島基地に戻ることができず、

やっと8月に地元松島上空で10分間の航空ショーをしたとき、

地元の人たちは「元気がでた」と喜んだそうですが、

初めて上空から奥松島の景色を見たパイロットは、

基地周辺のなにもなくなってしまった変わり様に涙したそうです。

フライトスーツと機体に絆ステッカーをつけて、頑張ってるんだって。


航空ショーの演目と、タイトルが面白かったですよ。

ハートを貫く「バーティカル・キューピット」

「ファンブレイク」というのは、正面から飛んできてカメラに収めやすく、

大胆な飛行でファンに人気の演目らしい。

「サクラ」というのは新しいようですが、日本らしくていいすね。

宇宙兄弟むっちゃんの決意の表明、「バーティカル・クライムロール」もあったよ。

1時間以上ある長い映像でしたが、結構見入ってる人が多かった。

私はナッパちんの「おなかちいた」「まだおわらないの?」攻撃に耐えながら。


その後売店で、ブルーの2012年カタログの演目のページを読みふけってしまい、

ナッパちんを見失う。(母を見限り、父の元へ)

ああ、航空ショウも観たいっす。


カッパくんの好奇心も、腹へりナッパちんには勝てやせぬ。

浜松にはたくさんある、もっぱらの知久屋へ。

カーナビに導かれ最寄の知久屋へ行くと、そこは知久屋の工場。あらま。


桜台の知久屋は、可愛い雑貨屋さんが併設だったけど、

まだお正月休み中で残念。

こどもたちはもっぱらうどん、大人は好きにお弁当やお惣菜。

お皿や小鉢にお惣菜を寄せ盛っての量り売りもあるけど、

お弁当のほうがバランス・量がちょうどでいいかも。


翌日からカッパくんは新学期。

いろいろあるので、遅めの昼食後は寄り道せず、

早めに戻りましたとさ。