最近読んだ小説。
芥川賞「abさんご」、
最初から、難解な文章で読めなひ~~~。
句読点とかなしのだらだら仮名だらけ文は、紫式部の原書だと思い定めて、
せめて雰囲気だけ味わおうと身を委ねた途端に。
まるで、桜の花びらのごとく舞い散る仮名のことばに埋もれつつ、
切れ切れに日本の懐かしい美しい情景を眺める。
幼き頃からのつれづれの思い出、
長い年月に渡る、淡く遠慮がちな、朗らかな親子の情愛の風景が
浮かんだり、沈んだり。
なんだかわからなくても、
美しい場面場面だけが心に残る演劇を鑑賞するような。
変わった趣向の本で、A面はこの表題、
作者の「なかがき」を挟んで、B面(裏表紙)からは50年前のデビュー作。
もちろん文体はまったく違うのだけど、
50年前とは思えない生々しい力強い才能を感じる。
この1冊にこの作者の人生50年がまるっと。
そして50年に渡る、作者と文学との潔い関わりが評価されたのだと納得。
芥川賞って「わかんない」作品が非常に多いのですが、
新しい文学のカタチを問い続ける作家に送られる賞なのかもね。
長くなったので、改めまする。
いろいろわかったけど、
表題の意味はさっぱりわかりませんでした。
さんごって、なんど?
芥川賞「abさんご」、
最初から、難解な文章で読めなひ~~~。
句読点とかなしのだらだら仮名だらけ文は、紫式部の原書だと思い定めて、
せめて雰囲気だけ味わおうと身を委ねた途端に。
まるで、桜の花びらのごとく舞い散る仮名のことばに埋もれつつ、
切れ切れに日本の懐かしい美しい情景を眺める。
幼き頃からのつれづれの思い出、
長い年月に渡る、淡く遠慮がちな、朗らかな親子の情愛の風景が
浮かんだり、沈んだり。
なんだかわからなくても、
美しい場面場面だけが心に残る演劇を鑑賞するような。
変わった趣向の本で、A面はこの表題、
作者の「なかがき」を挟んで、B面(裏表紙)からは50年前のデビュー作。
もちろん文体はまったく違うのだけど、
50年前とは思えない生々しい力強い才能を感じる。
この1冊にこの作者の人生50年がまるっと。
そして50年に渡る、作者と文学との潔い関わりが評価されたのだと納得。
芥川賞って「わかんない」作品が非常に多いのですが、
新しい文学のカタチを問い続ける作家に送られる賞なのかもね。
長くなったので、改めまする。
いろいろわかったけど、
表題の意味はさっぱりわかりませんでした。
さんごって、なんど?