おでかけ大好き

お金のかからないおでかけ&ささやかな幸せ&読書など。毎日楽しいことばかりだといいのにな。

最近の読書

2017-03-22 13:23:55 | 本に暮らす


コブコブの木。

他の街路樹は、同じ種類でもすべすべだったり、これほどコブがなかったから、個性なのかな?

病気じゃなくて、個性であってほしい。


1,2月は余裕がなさすぎて、ほとんど読書できなかった(コミックスさえも!)から、3月は怒涛。

ここへきて、中高生ものばかり読んでて、私にはSF(少しフシギ)ならぬ、KF(かなりフシギ)


「オーダーメイド殺人クラブ」

辻村深月さんだけに、厨2病ど真ん中。オトナになってもこの感覚を失わず、言葉を尽くして表現できるのだから、知らない世界を描くよりすごいね。


「よるのばけもの」

住野よるさん。これも狙ったように中学生か。こっちも人間関係行き詰まる感じに息詰まる。
「きみの膵臓を食べたい」もだけどストーリーはイマイチでも、会話がいいなと思う。中学生が言いそうな、生々しく、苛立ちを覚えるほど。


「ミュージック ブレス ユー」

津村記久子さん、ちゅうもーく。
これまた不器用に生きるダメダメな女子高生が疾走してる。悩んでも、クサっても常に動いている世界が瑞々しい。


「コンビニ人間」

芥川賞作品、最近親しみやすく分かり易い気がする。年齢的にもこっちのほうが実感わくわ。感想をかけないとこも、読んでみてとしかいいようがなし。


小野不由美さん2冊。
「残穢」「12国記シリーズ」

小野さんて湿気のあるホラーってイメージだわ。仏教っぽいと思うのは、作者が京都在住と関係あるのかしら?


感想書こうとすると、自分の感性や表現のなさにガックリするわー。

そういう日常の残念感、悔しさ、やりきれなさ、痛みも、たいして心に残らず、すぐに日常に紛れて無毒化できるところが、奴らに唾棄されるべきオトナなのね。

記憶の悪さって保護本能なのよね。