コブコブの木。
他の街路樹は、同じ種類でもすべすべだったり、これほどコブがなかったから、個性なのかな?
病気じゃなくて、個性であってほしい。
1,2月は余裕がなさすぎて、ほとんど読書できなかった(コミックスさえも!)から、3月は怒涛。
ここへきて、中高生ものばかり読んでて、私にはSF(少しフシギ)ならぬ、KF(かなりフシギ)
「オーダーメイド殺人クラブ」
辻村深月さんだけに、厨2病ど真ん中。オトナになってもこの感覚を失わず、言葉を尽くして表現できるのだから、知らない世界を描くよりすごいね。
「よるのばけもの」
住野よるさん。これも狙ったように中学生か。こっちも人間関係行き詰まる感じに息詰まる。
「きみの膵臓を食べたい」もだけどストーリーはイマイチでも、会話がいいなと思う。中学生が言いそうな、生々しく、苛立ちを覚えるほど。
「ミュージック ブレス ユー」
津村記久子さん、ちゅうもーく。
これまた不器用に生きるダメダメな女子高生が疾走してる。悩んでも、クサっても常に動いている世界が瑞々しい。
「コンビニ人間」
芥川賞作品、最近親しみやすく分かり易い気がする。年齢的にもこっちのほうが実感わくわ。感想をかけないとこも、読んでみてとしかいいようがなし。
小野不由美さん2冊。
「残穢」「12国記シリーズ」
小野さんて湿気のあるホラーってイメージだわ。仏教っぽいと思うのは、作者が京都在住と関係あるのかしら?
感想書こうとすると、自分の感性や表現のなさにガックリするわー。
そういう日常の残念感、悔しさ、やりきれなさ、痛みも、たいして心に残らず、すぐに日常に紛れて無毒化できるところが、奴らに唾棄されるべきオトナなのね。
記憶の悪さって保護本能なのよね。