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医療事故で死亡85件――全国主要273病院1-6月統計

2006年09月27日 22時44分17秒 | 徒然なるままに
写真:街角ウォッチングから:ミニトマト

先日、どこぞのニュースで、全国の主要237病院において、上半期の重大な医療事故は、634件あったと言う記事を見ました。そのうち死亡例は85件だそうです。

全国の主要病院って、大学病院や独立行政法人国立病院や地域を担う大病院を指しているんでしょうね。半年間に1病院あたり、2.6件の割合で起きている。と言う事は、三ヶ月に1件は医療事故が起きているということ? 死亡事故は、3病院に1病院が死亡事故を引きおこしている・・・う~む・・・

以前に比べ、病院の闇の世界が少しづつ、表に出てきたような気もしますが、多分、この件数はあくまで病院の自己申告だと思います。ひょっとしたら気がつかないで、闇に隠れた/また、隠されたもの多いのではと思ったりします。しかしながら、これらの病院の医師は本当にハードだと思います。中には、技術不足もあるのでしょうが、疲れ切った体に鞭打って、頑張っても、ミスが100%起きないようには出来ないと思います。

反対に言えば、医師も人間なので完璧ではないと言う事。どんなに前評判が高くて、絶対的信頼を寄せて、あの病院のあの医師は間違いないと思っても、事故は起きえます100%防ぐ事は出来ません。その事をちゃんと認識すべきだと思います。また、病院サイドの適切な情報公開も必要だと思いますが・・・「Informed-Consent」が本当に重要になりますね。医師も精神的なものも含めて、説明する義務があるかと思います。

私は、子供の頃、生き抜く術を見出すために、大手術を含めて30数回の手術を行ってきましたが、当時は、子供ながらに、医師は絶対の権力者だったように覚えています。看護婦さんが何時も気にかけてくれて、まるで、飴と鞭の世界だったような。今風に言えば!「Follow up」かな・・・

当時は、今よりずっと医療事故は多かったと思います。でも、絶対的権力を持っている医師に対して、何もできなかったのだと思う。なんせ、袖の下全盛期だったような。大手術1回で、礼金○○○○○円!そんな世界だったことを覚えています。子供ながらに、大人と大部屋に一緒にいると耳年増になって・・・(爆)

変われば変わるもんですね。医療事故が新聞を賑わせ、刑事事件として立件される・・・昔では、考えられない世界が訪れたようです。医師も人間です。100%と言う事は絶対にありえません。ミスを少なくするには、技術もあるでしょうが、医師の環境面も大きいような気がします。


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