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アメリカ発金融恐慌の発生メカニズム(金融ってお金の貸し借りっすね)

2008年10月01日 21時15分35秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:街角ウォッチングから:近所の垣根にて「曼珠沙華と西洋朝顔」

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短絡的にですが・・・ニュースを読んで思った事を・・・・
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Asahi comに今回のアメリカ発金融恐慌の発生メカニズムが簡単に書かれていました。

【米国の天井上がりの住宅バブル(「住宅価格は上がり続ける」との神話)で生成された証券化商品に、儲かる商品として、海外からの大量の資金流入が加わって起きたもの】

【本当は危険なのに、いくつもの住宅ローンを組み合わせてつくる証券化商品について、商品が持つ危険性(潜在リスク)を封じ込め隠した。地価が下がってローンの焦げ付きが起きると、証券化商品の価格が下がる。一つの商品が下がると連鎖的にどの商品も信じられなくなった。商品の下落で損失を抱えた金融機関も、お互いがお互いを信じられなくなった。回るはずのお金が回らない。これが金融恐慌のメカニズム・・・】

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中途半な解説ですが言いえて妙・・・群集心理そのものですね。

金融は、お金の流れで成り立っています。Aが物を作って販売して利益を得るために、まず、作るための材料を買うために資金が要ります。それを金融機関から借ります。銀行は金を貸して金利を稼ぎますが、銀行も金を貸すためのお金をよその金融機関から資金を調達してきます。Aは、商品が設定価格で売れれば、自分も儲かるし、借りた資金を返済することが出来る。・・・

ここで問題になるのが金融機関同士の貸し借りです。この貸し借りの場、銀行同士が資金を融通する市場では、翌日には返済するドル資金の金利が30日、前日の約2.57%から約6.88%まで一気に跳ね上がったそうです。通常は、多分1%以下だと思われまます。金利が高くなる=相手が信用できないの疑心を持つ。これが世界中の銀行で起きた。

流れていくお金が、どこぞのポイントでストップすれば、その先に続く流れが完全に止まります。資金繰りが破綻し、借金を返済できるものが出来なくなります。このポイントの一つがリーマン・ブラザーズでした。リーマンが破綻した理由は、貸すものがいなくなった事にあると思います。

まさに、【お互いがお互いを信じられなくなった。回るはずのお金が回らない。金融恐慌のメカニズムだ】ですね。最近、「流動性」って、言葉を良く見かけますが、まさにこの事だと思われます。

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