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アメリカ発金融恐慌 第二幕 「リストラ」

2008年10月02日 21時41分47秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:街角ウォッチングから:公園にて「ピンク八重花のムクゲ」

とりあえず、修正金融安定法案が上院で可決されたそうですが、可決後、下院に回されます。ブッシュ米大統領は速やかに可決されれば「内外の市場に力強いシグナルを送ることができる」との賜っています・・・

でもね!可決されたとしても、私達(金融系会社に勤める人々)が本当に実感できる金融恐慌はこれから起きるんです。それが第二幕の開幕さ!!!

その名も、リストラ劇場・・・倒れたリーマン・ブラザーズは、もとより、銀行に吸収された証券会社や傾きかけた証券会社や銀行等、また、普通銀行等は、今後、不採算部門のカットが始ります。

本来的な意味での「リストラ」は、リストラクチャリング(Restructuring)/「再構築」なんですよね。

倒れたリーマン・ブラザーズは、アジア部門を野村證券が、また、アメリカ部門は、バークレーズに吸収されましたが、今後、内部で事業の再構築が始り、競合する部分を切り捨て、収益性の高い部門のみが生き残ります。不必要な部分は部門と一緒に人材も切り捨てられる運命にあります。

これは、リーマン・ブラザーズのみにとどまりません。今回の世界恐慌は、証券会社/銀行に置いての収益性が高かった投資銀行業務の終焉だと言われています。今後、証券会社/銀行は、リストラ/リストラクチャリング(Restructuring)[事業の再構築]、不採算事業の切捨てをする必要に迫られます。と言うより、会社が生き残るためにはやるしかないでしょう。

日本においては、日本の銀行/証券会社は既にバブル期脱出でリストラは完了し、今回の影響は、外資系金融機関がモロに影響を受けるでしょう。特に、不動産投資を行っていた証券会社は・・・・

また、今後も連続して大波が襲い、第二幕として、世界中の金融機関でも同じこと(リストラ)が起きると思われます。企業再生に慣れて、救済の仕組みが整っているいる海外に比べ、日本は、リストラの救済制度があるようでないのです。。。最悪のシナリオを迎えるのでしょうか? でも、都市銀行や企業太りしているところは耐えられるのでしょうね。やっぱ、やばいのは金融関連では証券会社かも・・・

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