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ダイバーシティー(Diversity & Inclusion)と言う言葉をご存知ですか?

2008年11月28日 22時23分20秒 | 障害(福祉)の事
写真:街角ウォッチングから:近所の生垣にて「梔子の実」
名前の由来は種子が熟しても割れないために「口なし」とか言われているそうな。実の山梔子は「黄飯・きめし」の元なんですよね。
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「Diversity & Inclusion」って、本来、「"多様性の受容"」って意味なんですが、会社は、様々なバックグラウンドを持った社員が、一緒に働き、活躍できるような共生的な環境作りの理念が浸透した会社を目指し、誰でもが働きやすい職場環境を作るために支援活動を行っています。

この「バックグランド」と言う意味は、狭い意味でのハンディーのみならず、性別、人種、宗教、価値観等、拡意に広がり、障害のように外的な違いだけではなく、内的違いを含む包括的な言葉です。世界中には様々なタイプの人々がいますので。。。

会社の組織をガチガチに画一化するのではなく、内的、外的にかかわらず、個々の持つ能力を最大限生かして働ける環境/組織を作ることを目指す活動なんです。企業のCSR(社会的責任)でもあります。

最近、ちょくちょく聞くようになった「ダイバーシティー」。
一般的には、企業の中で、上記で書いた通り、「様々なバックグランドを持つ優秀な人材を活用する」事になりますが・・・日本の場合、障害者を法律の枠組みで中で採用する方法で終わっていることも多く、包括的な活用まで辿り着いていないのが現実かも知れません。

活用するために必要なのは・・・「社内の環境」なんですね。組織やチームの一人ひとりが、この「ダイバーシティー」理解して、共有し、仕事のパフォーマンスを高めることが必要不可欠なんです。

この「ダイバーシティー」を取り入れる企業は多かれど、「CSR-社会的責任」を全面的に押し出し、会社として、社会貢献しているんだとアピール材料にしますが、実際には、末端まで浸透せずで、パフォーマンス向上に役立っていません。

本来は、様々なバックグランドの人達とコミュニケートすれば、互いの意見がぶつかり、刺激を受け、イノベーションが生まれ、つまり、新しいプロセスや今まで考えも付かない斬新なアイデアが生まれ、新たな価値を創造し、末端から組織から会社まで、また、社会的に大きな変化をもたらす幅広い変革なんですよ。

会社は障害者、男女平等、外国人の採用で、働く環境(障害、男女間、人種間等の環境格差の是正)の整備に集中してします。もちろん、これらも必要ですが、重要なことは、会社への貢献度、社員として、モチベーションを高め、チームとして、組織として、イノベーション生み出す・・・まだまだ、日本では、道のりが長そうな感じです。最近、実際に体験、見聞きしてそんな感じがしている自分がいます。

天気:雨後晴れ
気温:最低温度:7.4℃ / 最高温度:12.0℃
今日の歩数計:17373歩 / 消費カロリー:514.80Kcal
歩行距離:約11.29km

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