地元のテレビ局が、むらさき麦が見頃を迎えていると伝えていました。しばらくすると、収穫されるというので見に行って来ました。場所は愛知県岡崎市の藤川地区です。
まず、道の駅・藤川宿の隣りにある岡崎市東部地域交流センターで情報を収集しました。
このセンター、「むらさきかん」というようです。
館内に入ると、紫色の旗のところに展示コーナーがありました。
この麦を使った商品も開発されているようですね。
これは、茎を使った麦わら細工のようです。
ここで、「藤川宿むらさき麦」と題したパンフレットをもらいました。読むと、
東海道の藤川宿では江戸時代から、むらさき麦が栽培されていたそうです。戦後になってからも、ほそぼそと栽培していたようですが、やがて消滅。その後、平成に入って地元有志が復活させたそうです。
パンフレットの裏に栽培場所が示されていたので、このあと、そこに向かいました。
交流センター横の歩道橋を上ると、国道1号と平行に走る農道に紫色の旗が見えました。
「あのあたりのようだなぁ、麦畑は」
農道を歩いて行くと、やがて畑一面が紫色に。
「おっ! 確かに、紫色の麦だ」
向こうの山の下あたりまで行き、そこから麦を見ながら引き返して来ることにしました。
麦畑の一番奥にやって来ました。
左奥の赤い橋のあたりから、農道を右に迂回しながらやって来ました。
ここで畑に下りて、麦に近づいてみると、
「紫が一段と濃い!」
青空とむらさき麦。
目線を上げで、パチリ。ぴょんぴょんと、バッタが跳ねているようでした。
山の上の建物は、愛知産業大学の校舎です。
「おや?? 」
こんなのもありましたよ。
品種が違うのか、まだ緑色でした。
でも、ほとんどの麦は、いい紫色をしていました。
農道の近くまで来ました。ここから農道を赤い橋の方向に帰って行きました。
家に帰って調べていたら、道の駅・藤川宿のレストランでは、むらさき麦を使ったメニューが用意されているとのことでした。
「しまった!! 食べたかったなぁ、むらさき麦」