妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

心境に変化

2015-03-19 18:05:43 | 日記

今日の昼食介助で思ったこと (妻はアルツハイマー型認知症で全介助…特養に入居中)

 

食事介助が全介助になって6年、笑顔が見られなくなって3年、意思の疎通が全く出来なくなって

2年になります。

2年前、口から食べられなくなってからより、今のうちに胃ろうを造った方が良いと言うことで

胃ろう造設する段階になって、身体検査の結果 体形上不可と診断されそのまま。

 

幸か不幸か食欲は正常で、いつも完食です。

しかも、味わって楽しんでいるようだ。

 

特に好物の甘いものや、刺身は美味しそうに食べているのが分かります。

 

いつかは必ず口から食べられなくなる・・・ ・・・との不安は常にあったが、

心境の変化というか【経管栄養】に疑問を感じてきた。

 

妻を看ていると老衰で最期まで口から食べられて、食べられなくなった時は胃ろうでも、鼻からでも

受けつけない状態になるような気がする。

妻は経鼻管栄養を予定しています

 

この段階になって【経管栄養】までして命を延ばすことは、私には虐待行為に思えてきた。

つい最近までは「妻は、たとえ、どんな姿になっても良いから、いつまでも生きていて欲しい」

と願っていたのだが?!

老衰と言う自然界の法則を認める心境になったのです!!