妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

アルツハイマー病の最後は人格は・・・

2015-08-13 18:24:58 | 日頃気になること

地区内の道端  椿の実

 

目を覚ますと待望の雨、これほど喜ばれる雨はあまりない。

今夏は猛暑が続いているせいで挨拶は、皆さん異口同音で「暑い!ですね」で始まります。

今年の夏は暑すぎる

 

趣味のへらぶな釣り 池の減水が激しくて魚の活性がなく釣れません。

熱中症が叫ばれるようになってここ数年来 炎天下ではほとんど竿は出さなくなってきた。

今日の恵みの雨で明日は釣れ出す筈だ!!

期待大です。

今日の昼食介助・・・妻の観察

妻はアルツハイマー型認知症で特養に入居しています。

最重度の段階で意思の疎通は図れない

声は全く発しない

目は瞑ったまま

手足は全く動かない

表情の変化はない(常に無表情)

スプーンで口に運ぶトロミ食 なんでも口を開けて食べます。

今日は、何回か口に溜め込んだままの状態があったが1分以内で咀嚼回復。

1時間かかって完食。

食介の途中いつも両手を組んでいる左甲に スプーンからお粥をベタッとこぼしてしまった。

すると、即、身の危険を感じたのか瞬発的に手も上体も身震いしたのです。

声は出さなかった。

 

この件で、同室の入居者の言うには、戸を閉める時大きな閉める音に反応して、組んでいる両手が震えていると言ったのです。

良く見ているものですね!

身の危険を察知する能力は生きている限り衰えないものですね!

妻の生命力の強さに感心しました。

私の一つだけの願いごと〇〇〇〇〇を一心に応えているような気がしてならない。

深く考えないようにしているが意思の疎通が図れないので次々と想像(妄想)が駆け巡ってくるのです。

アルツハイマー病とは人格を変えてしまう病気と言うより、私は最終的には人格をなくしてしまう病気だと思う。