妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

重度の認知症治療に光が見えてきた

2015-12-21 15:57:52 | アルツハイマー型認知症

認知症予防

一昨日 BS1で(11:00)認知症予防への道をみた。

今まで何回も認知症特集番組を見てきて、いつも期待を持たされるのはありがたいことです。

一介護者として今まで体験してきた感想として、アルツハイマー病は重度になった段階では回復は不可能で治療方法は何もない、と理解していた。

 

この日の番組で特に印象に残ったのはMCIの段階では予防対策があり、半数は進行が止まった、またその内の10%は元の状態に戻ったと言ってました。

 

対策として1週間に3回早歩きをする…頭をつかう…食事…その他生活習慣病予防対策そのものの様だった。

この番組で納得できたことは認知症の始まりは生活習慣病が元ではないかと思った。

と同時に進行してしまった場合は私は治療薬はないし新薬の開発は期待してなかったが2021年に新薬が市場で使えるようになると言っていた。

 

またテンカンの治療薬が(薬品名聞き取れなかった)効果があると言った

この時、眠気半分でみていたのが一気に目が覚めた

 

特養入居中の妻(全介助・意思の疎通が出来ない)が平成25年7月に初めてのテンカン発作が起きた。

この時点より現在までテンカン治療薬としてデバケンのシロップを服用しています。

 

妻は2年以上も最重度の状態は変わらないのです。

アルツハイマー病がこの間全く進行してないのです。(私にはそのように見えます)

 

私はこの時、このテンカン治療薬は妻のアルツハイマー病に効果があるのだと思った。

あきらめていた回復、又希望の期待が起きた!!

が、いつまでもこのままの状態が続いていれば… との思いに落ち着いたのです。

 

重度のアルツハイマー病は絶対に回復するはづはないと、ようやく理解できるようになったが、もしかしてとの夢を貰った番組だった。