妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

4回目のテンカン発作ただ見守るだけだった

2015-05-10 17:59:58 | 日記

田植えが始まりました・・・安達太良山が霞んで見えます・・・右手の丘に我が家があります

5月3日に昼食介助に施設を訪問すると、いつも車椅子でテーブルいるのが30m位手前から見えるが

見当たらなかった。

 

手前に居室があるので覗いてみるとベッドで点滴が繋がれていた。

入室と同時に看護師さんが来られて状況の報告があった。

 

今朝(5月3日)早朝、癲癇発作があったので点滴で栄養補給しているとの説明。

2年前に1回目の発作から今回が4回目です

 

毎回1日で治まっているが、気候の変わり目で気分がすぐれない日に起きているようだ。

 

3日後の5月6日の昼食介助は、体力が回復してないようで半分残して終了。

1時間くらいかかったが口を開けなくなったので終わりました

 

昨日(5月9日)は1時間かかって何とか完食。

この様な事情で只々見守るしかなかったのです。

 

 

3年近く意思の疎通がなく目は瞑ったまま声は発しない・・・。

3年以上妻と会話はありません。

眼と眼を合わせたこともありません。

 

私を認識出来てないと思っているが、職員さんたちは私が来たときは表情が

「いかにも旦那さんを認識しているように見える」と言われます。

そこで思い付いた事を試してみました!!

 

食介で、いつもスプーンを口に運ぶ時、唇に触れないのに「ハイ、ごはん」というと目は瞑っているのに

まるで見えてるように口を開けるのです。

 

このことから、試してみました・・・!!

オレだよ! お父さんだよ! 〇〇〇さんだよ! (妻は私のことを さん を付けていたので。)

判ったなら口を開けて!! と、期待を込めて妻の口元を見つめて話しかけた・・・!?

2度、3度声を掛けたが反応はなかった。

スプーンの声掛けに口を開けてもらえるだけで意思の疎通が出来ているではないか・・・

 

 



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