妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

アルツハイマー病治療薬はないが介護の仕方で進行を遅らせる事は?

2014-10-14 15:33:44 | 認知症介護

昨日の昼食介助

家に帰り雑用が ひと段落してブログを書く準備が出来た

 

今日の妻の容態は~~と 書こうとした途端 今日の出来事は幻覚だったのか?

夢だったのか?私の認知機能が誤作動したのか?

とにかく、ありえない妻の行動があった。

 

丸一日空けて書いてみました。

ここ何か月も目は閉じたまま、声を掛けても反応なし、声を発しない、

私を認識出来ない

ただ、私の食事介助には口を開けていつも完食。

 

食事介助が唯一のコミュニケーションだった。

何時も通り12時丁度に妻のグループの食堂に入室。

 

車椅子に座っている妻を一目見ると、いつもより背筋が伸びていて 少し大きく見えた。

 

私は隣に座った。

 

目は瞑ったまゝ声を掛けたが反応なし。

職員さんが いつも耳元で「旦那さんが来ました~~!!」と声を掛けても無反応なのが、

即座に大きく頷いたのです。

 

二度と回復はないと「ただ、生きていてくれれば…」との思いが長く続いていたのが突然の

出来事で驚いていると、なんと、眼を薄く開いて私を見て笑顔を造ったのです。

数か月ぶりです。

 

二度と笑顔は見られなくなったと心に決めていたのが・・・。

 

デジカメを持っていたので急いで撮った。

 

至近距離だったので2本だけ残っている前歯が隙間が空いて下駄の歯のように撮れた?!

前歯が誇張されたが笑顔に変わりない!!

滑稽だが私には何よりの一枚になった!!

また、何かを思い出したかのように一声だけ声を出して目を開いて笑ったのです。

 

また、いつもは やっと座っていて、上体が傾くのでパッドで補正するのが、姿勢を正すかのように

上体を伸ばすような動作を繰り返していた。

 

アルツハイマー病は脳が破壊されて二度と回復しないと思っていたのが、2~3年前の状態に

戻った行動が起きたのは回復する可能性があるのでは…?と期待するが!!

今までに何度か この様な期待を持ったことはあった。

しかし、次回対面すると この反動が起きたかのように悪化に進んでいくのです。

 

次回の対面がすごく不安と期待で波をうってます。

アルツハイマー病治療薬はないが介護の仕方で進行を遅らせることは可能だと思う

 



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