妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

風呂上りで眠くなって昼食食べられません

2014-01-16 19:49:18 | 日記

<この柿 熟して甘そうに見えるが 未だに鳥に食べられないのは渋柿か?>

今日の昼食介助

日中は快晴で風もなく車内・施設内もポカポカに暖かかった・・・

けれど、外にいる時間は 殆どなかったので分からなかったが 気温は正午で2℃

しかなかった。

PM0:20 妻のグループの食堂に入ったが妻の姿はなかった。

入浴中とのことだった。

0:15 風呂からあがって職員さんが車椅子で連れてきたが 目は瞑って口は半開きで

眠った状態・・・?

 

食堂内は採光が多く ポカポカで私でも眠くなってしまう。

まして妻はふろあがり・・・眠気を抑えられない・・・?

今までこれ程の状態でないときは目は一度も開かなくても完食したことは何度かあったが

今回は スプーンで二回食べたが 三回目は口に入れたまま 何分も そのままだったので

食事介助中止。

 

今日の体調だけではアルツハイマー病が進行した症状なのかは分からないです。

私の出来る事は食事介助だけです。

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介護の標語の一つに

悔いのない介護・・・というのがありますが、私はもう少し頑張って悔いを少なくしようと思う。

私の座右の銘の一つ

やらずに悔やむよりやって悔やめ

もう一つの銘

人間だれでも幸せと不幸せの数は同じである

 


認知症以外の病気に罹ると意思の疎通が図れないので?!

2014-01-14 16:28:51 | 日記

<家の近くから見た安達太良山 雲に隠れています>

アルツハイマー病の妻は 要介護5 全介助で特養に入居しています

 

昨日の昼食介助記録・・・

 PM1:00まで1時間くらい昼食に付き添っていたが一度も目は開けなかったし声も出さなかった。

それでもなんとか完食出来たが、まるで眠った状態で、車椅子に真っ直ぐに座れない状態でスプー

ンで運んだものは何でも食べたのです。

 

50分ほどで食事は完了した時 看護師さんからの報告がありました・・・

1月4日に2回目のテンカン発作があり予防として夜間に薬を服用したと言われた。

また、背中に多数の発疹が現れているので皮膚科に受診に連れて行くと言われた。

 

今まで 10年くらいの間 認知症以外の病気に罹ったことはなかった・・・歯科だけだった。

これから本当の病気が出てくると思う。

 

治らない認知症は一般の病気と別枠にしたい。治せないやまいは病気と言えないと思う。

(認知症に対しての私の愚痴です)

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この日の面会で 妻の老化の進行が早まってきたのが感じとれた。

しかし、この現実は必ず起きることだと思うと、なぜか心が落ち着いたのです。

今は3日毎だが2日毎にしてみようかと思い付いた。

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アルツハイマー病の進行ばかりに気を取られていたが一般の病気にも注意を払うことになった。

また、自分自身の健康にも気を遣うようになった

 

 


大好物のうどん「しんつるめん」を満腹食べた

2014-01-10 18:31:26 | 日記

<昨夜の冷え込みでポイントは結氷していた 午後から融けたが釣り人なし、代わりにシラサギがポイントで餌待ち>

今日の食事介助

今まで食事介助は夕食時だけだったが、施設は山間部にあるので夜間積雪路面を避けて

昼間にしました。

しかし、まだ1度も積雪はありません

今日は 昨日と打って変って寒さが厳しく PM1:00外気温ー1℃だった。

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今年に入ってから面会の度に 何らかの体調不良が見られたので今日の面会は少し

不安だった。

 

正午に妻のグループの食堂に入ると 少し離れたところから車椅子に姿勢よく

座っているのが見えた。

近づいてみると目は開いていて体幹傾斜もなかった。

しかし私を認識出来てないようだ。

職員さんは私が来たのは分かったように見えるといつもいってますが・・・。

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食事はうどんがでました

妻はうどんが大好物で一年中三食うどんで通せるくらいです。

わたしはうどんと言ってましたが妻は一度もうどんと発音したことはなかった。

「しんつるめん」と発音していた。

乾麺だったです。

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1㎝位に刻んだうどんをスプーンで「はい!うどん!」と言って口に運ぶと食感や味を思い

出したかのように無心で食べていた。

二口目からは「ハイ!しんつるめん!」と言って食べさせたが、しんつるめん・・・という言葉を思い出していたかは分からなかった。

器に大量に盛ってあったので少し残したが満腹食べたようだった。

食事時間が妻には唯一の生き甲斐です

いつまでも口から食べられることを祈るのみです。

 

 


心は最期まで生きていると信じます

2014-01-07 21:55:04 | アルツハイマー型認知症

<空気が澄んでいたので暫くぶりに見えました 施設の近くから…磐梯山>

アルツハイマー型認知症の妻は要介護5 全介助 意思の疎通は図れません

声も発しません 特養に入居してます

 

1月7日の昼食介助

今年に入り3回目の面会です

初回の元旦 2回目の4日と 妻は体調不調で4日の日は朝方 痙攣をおこし新年早々

最悪のスタートとなった

 

近頃 先のことは思い浮かんでも その時になって考えることにして今現在を悔いのない

生き方をしようと決心したばかり・・・。

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今日は珍しく朝から穏やかな日で 空は澄んでいて安達太良山がくっきりと見え

磐梯山も暫くぶりに姿を見せた。

施設までの9kmばかりの丘陵地を日中通るのは気分が爽快になります。

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PM1:00 施設到着

妻と対面するまでは 今日は また一段と体調が不調だろうと内心覚悟はしていた・・・。

対面すると私を認識出来ないが 目は開いていて生気を感じた。

声を掛けても 手を握っても私を見つめることはなかった。

面会中一度も私を見つめることはなかった。

ところが 食欲はあり完食(全品トロミ)

 

食事介助中 妻は無言で 私を見つめることもなく私がスプーンで口に運んだごはんを

リラックスして安心しきって食べてます。

両手はガッチリ握ったままです。

 

妻が食べている最中 職員さんとの会話で「今日は体調が良く 私の方を見ないが

分かっているように安心して食べている様です。」というと

職員さん

「旦那さんが来てくれてよかったね!!」と妻に語りかけると・・・組んでいた両手を胸の

あたりまで上げて身体を縮こませてはにかんだのです。

しかも少しうつむいたのです。

 

職員さんは以前から言ってました。

「言われたことは分かっている」と言ってましたが、私の問いかけにはほとんど反応しない

のです。

 

今回の反応は 職員さんの問いかけと妻の思いが一致して妻の感情が動いた・・・・・

このことから、妻のアルツハイマー病は事務的な会話は脳が反応しなくても感情を司る

個所は生きていると認めます。

呆けても心は生きている・・・・認知症の人と家族の会の標語

この標語すばらしいです

私は最期まで心は生きていると信じます

けれどもコミニュケーションがとれません

 

 

 

 

 

 


今年は悔いのない介護(対応)を実行する決心をした

2014-01-04 17:46:40 | 認知症介護

<近所の生け垣・・・マサキの実>

今年2度目の食事介助に特養に行って来ました

 

ちょうど、正午に妻のグループの食堂に入ると、テーブルを囲んでいる6人の入居者さんのうち、

妻だけねむくて 目を開けていられないほどの状態で車椅子に座っていた。

声を掛けても 手を握っても全然反応なし

 

昼食は食べられないのか との心配をよそに スプーンで運んだごはん1回目から大きく口を

開けて次々と口に入れ・・・みそ汁を残して完食したのです。

 

この目を開けていられないほどの睡魔におそわれているのに いつもに増して食欲が

あるのが意外に思っていた?

食べ終わったのは一番最後だったが好き嫌いなく完食。

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食べ終わってから看護師さんからの今朝の報告があった

 

今朝4:00~5:00にかけて痙攣があった…声を出しての痙攣…1時間ほどで治まった…

薬を飲ませた… と説明を受けた。

 

昨年の7月20日にてんかん発作で緊急搬送したことがあった。

この時以来で2回目です。

 

当時と同じ投薬を飲ませたので睡眠作用が出ていると思う

また すぐ発作が起きるかどうかは分からない・・・けれども予防に服薬を続けるのも私が

判断することも出来ない

専門職の方にお願いするしかない問題です

 

今年は予測してない事態が次々と起きるかもしれない・・・起きないことを祈るよりも

その時 冷静に落ち着いて悔いにない対応を と、今から心がけるつもりです