妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

霧雨の田園地帯をドライブ

2019-06-08 18:00:54 | 認知症配偶者看取り後の日常生活

朝から やむことなく霧雨が続いて蒸し暑いです。

梅雨時のようです。

 

午後からいつものコースをドライブというより当てもなく徘徊。

霧雨の中の景色を車窓から撮ってみました。

 

いつもは腰のリハビリのつもりで車を降りて30分くらい草花を撮っていますが

今日は一歩も歩かなかった。

 

わが家の一鉢だけのサツキ 今年は最高に花を付けました。

軒下に移動して撮ってみました。

亡妻が手入れしていた一鉢だけ生き延びたサツキ 手入れしない訳にはいかないが

毎日目にしていると複雑な心境に浸ります。

 

今までになく最高に花を付けました。

一旦枯れてしまったのが 残った幹から針金のような細い小枝が数本生えて再生したのです。


今日6月4日は亡妻の三回目の命日

2019-06-04 18:59:26 | 認知症配偶者看取り後の日常生活

平成28年6月4日午前5時51分 妻は 私と息子に看取られて 3年間入居した特養で永眠しました。

3年間入所していた老健から特養に転居して その少し前から声を発しなく意思の疎通も図れなくなっていた。

食事は全介助 手足は硬直し固まっていた。

 

3年間以上一度も声を発しなかったが、最後の永眠の時 何か一言必ず別れの言葉を発するエネルギーを

残しているはづだと私は勝手に長年信じ続けていた。

6月4日の早朝呼吸が止まり 数秒後に回復し2度、3度繰り返し 最後は暫く沈黙の後 何と声を発したのです。

カラ カラ カラ… カラ カラ…  と数秒続いたのです。

私が期待していた 別れの一言 だと勝手に何通りにも解釈しています。

 

この年 私はヒグラシの鳴き声を一度も聞かなかった。

ヒグラシがいなかったのではなく 私の耳にフィルターがかかっていたのだと思う。

翌年からは喧しいくらい耳に入ってきました。

 

妻が残したたった1つだけになってしまった鉢植えのサツキ 今年は咲かないのかと思っていたのが

今朝は見事に咲いていました。

何というタイミング!!


農家の庭内を撮らせてもらいました

2019-06-01 20:09:37 | カメラ片手に

只今の当地の気温 20℃晴れPM17:00

今日は朝から晴れで大変清々しい一日だった。

いつものドライブコースで農家の庭先のサツキを道路から撮らせてもらっていると

家主の年配の奥様が出てこられ どうぞ中に入って撮ってください

と、ありがたいお言葉を頂きました。

敷地内の車を入れさせてもらって ゆっくりと撮らせてもらった。

旦那様が出てこられ、ゆうに2mを越すつつじが5~6本あり これは爺様が

手入れしていたもので100年くらいかな?といってました。

上の写真 つつじの写真 横になってしまい縦に出来ないし削除もできません やり方が分かりません

趣味の話題になり 写真より釣りが趣味だというと旦那様は鯉釣りが趣味だったと言われ

私も鯉釣りに熱中した時があり檜原湖 田子倉ダムなどに夜釣りまでして通ったことなど

話が弾みました。

またおじゃまさせてください と言葉をかけて失礼しました。

 

6月4日で亡妻の3回目の命日を迎えます。

約15年間妻の介護一筋で趣味の魚釣りも遠出は止め 近場の野池のヘラブナ釣り専門に

転向したのです。

が、しかし昨年の一月に腰椎を圧迫骨折して1年5か月経ったのに平地を50~60m歩くのがやっとなので

釣りは今のところ無理ですし、写真も車を降りて平地の10m範囲だけです。

 

約19年続いた地域の認知症介護家族会

新会員がここ3年間無く介護終了者がほとんどとなり会の初期の目的は達成したので

解散することになった。

が、介護終了者同士が集まると、介護体験修了者でなければ話せない、通じない話題があるものです。

また言葉に出さなくても通じ合ってるような安心した気分になることがあります。

会は解散しても各人が連絡を取り合ってみるのも一案だと思う。