駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

献血した

2006年12月15日 | 駄日記
昨日の午前中に献血した。
年に一度、会社に献血のバスがやってきて献血者を募集するんだけど、何となく協力しなくちゃならないって思って受付した。
去年は記録にないし記憶にもないので2年振りである。
受付で健康状態の質問事項に記入し、二つ折りの献血手帳を提出したら受付の人が「カードが変わりました」って言って何やら打ち込んで、ヤマダ電機のポイントカードみたいな薄い磁気カードをくれた。
次に医師の問診と血圧測定、そして血液の重量測定だ。
医師は「体調はどうです?」「朝ごはん食べました?」と矢継ぎ早に質問してくるので、オレにしては珍しく朝ごはんをしっかり食べていたし「絶好調です!」なんて答えてしまった。
本当は午前中は毎日最低なんだ。
しかも朝はどうにも朝は気持ち悪くて食べられない。
でも昨日は朝飯をとり気分は良かった。
血圧を計って、医師は「おや~低いね~。朝弱い?」と言った。
上が90、下が65だった。
午前中駄目なわけだ。
オレは母親譲りの低血圧人間である。
「風邪引いていませんか?」「薬飲んでませんか?」「イギリスとか海外旅行していませんか?」「過去に手術はありませんか?」「輸血はしていませんか?」
次々と質問を浴びせる。
本当は風邪を引いており、全然治らなくて最低なんだけど、「風邪気味ですけど薬は飲んでいませんよ」なんて答えてしまった。
「海外旅行?イギリス?行ってみたいけど、ハワイだけです」
「手術は、3年前にイボ痔を取りました」
そんなやり取りがあって、400CCを献血することとなった。
オレは血管が細く、いつも注射針を刺すときに看護婦が迷って腕の血管ををさする。そして血圧が低いので採血に時間がかかる。
だいぶ以前のことなのだが、400CCの献血予定なのに30分経っても180CCしか採れなくて時間切れで強制終了したことがあった。
オレって、こんなことでも出し惜しみするケチな人間なのである。

時間がかかるので、血を採られながらキレイな看護婦さんと話をする時間はたっぷりあった。
オレはシャイなので、ほんの二言三言、四言五言、六言七言・・・・・しか話さなかった。
「今度、飲みに行きませんか?」「こう見えて、ちょい悪ロッキンローラーなんですよ」「オシャレなライブスポット教えてあげる」「携帯番号教えてよ」
うそである。
「何でイギリス旅行したかって聞くんです?」
「狂牛病があったでしょう。だからなんです」
「一度でも輸血をしていたら献血はできないんですか?」
「昔は良かったんですけど、今はエイズの脅威があるからできないんです」
「大分厳しくなりましたね」
「医学や科学が発達すればするほど、敷居は高くなるようです。」
「薬も飲んでちゃダメなんでしょ?」
「その点は緩くなっているんです。昔は一切ダメだったんだけど、今は薬の内容によって判断します」
「じゃあサプリメントはいいんですね?」
「健康食品はOKですよ」

後から来た人が先にさっさと終わって出て行くのをチラと確認しつつ、キレイな看護婦さんと話をし、やっと献血は終了した。
ところで、オレ問題なかったんだろうか。風邪引いてたし。

ジュースとお茶とハンカチと小冊子を貰って、休憩所でチラシを読んだ。

献血をされて次の項目に当てはまる方は、本日中に連絡してください。
不特定多数の人と性交渉を持った方。
男性が男性と性交渉を行った方。
覚せい剤を使用した方。
秘密は厳守します。
みたいな事が書いてあった。
ヤバイよねー、こんな人たちが献血してたら。
でも、最初の不特定多数ってやつ、ある人はあるよね。
ある意味、ドキッだよね~。
コメント
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