駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

感動したなー!探ナイ!

2006年12月16日 | 駄日記
夕べは忘年会シーズン真っ盛りの金曜の夜だっていうのに、何にも用事もなくヒマだった。
今夜はソロなので帰っても食い物もないし、酒でも飲みにいこうかな、とも思ったが、あまり飲みたい気分じゃなかったから、本屋、CDショップ、中古本屋なんかをゆっくり覗いて家に帰った。
なんちゅう大人しく慎ましい、つか寂しい週末の送り方でしょうか。
ライブ専門のアマ・ミュージシャンからライブを取ると何もない。
でも充実した感じで久々にのんびりと一人っきりを楽しんだ。

帰ってから、晩飯を作り缶ビールを飲み、買ってきたCDを聞いていたら夜も更けてきて、PCの録画が始まった。
毎週欠かさず自動録画している「探偵ナイトスクープ」である。久々に生で見たが、いやあ実に面白かった。久し振りの秀作だったな。グッジョブ!

51歳の女性ファイターが同年代の対戦相手を探してほしいと言う依頼で、桂小枝がリポーターをしていた。
依頼者のおばはんは、口の達者な中年なんだけど、48歳でムエタイを習い始め、めきめきと上達したらしく、練習ジムでの練習風景の映像は素晴らしいハイキックとパンチだった。だけど、強くなりすぎて同年代の試合相手がいない。
そこで相手を探すんだけど、まさにピッタリの女性からも同じような依頼が舞い込み、両者のご対面。
空手家の49歳の女性も、強すぎて対戦相手がいない。やはり素晴らしい切れのあるワザの連続。
両者とも、年齢、身長、体重は似たようなもので、年齢合計は100歳だ。
そして異種格闘技の試合が開催された。
結果は3ラウンドの激闘の結果、ムエタイのよく喋るおばはんのTKO勝利だったが、両者ともパンチとキックの美しさといい、真剣勝負の厳しさといい、抱き合って互いを称える勝負の後の清々しさといい、涙なくしては見ていられなかった。
彼女達二人は、その後友情に結ばれて、会場にも並んで訪れていた。
案の定、局長の西田敏行はお約束の大泣きで、その涙のアップで大笑いとなるんだけど、TVの前のオレもおんなじだった。

満足したオレは、この1本を見届けて寝ることにしたが、覚えていないけどいい夢を見たらしく、気分よく目覚めることができた。
今朝は起きた後、PCのTVをつけて改めてもう一度見直して、朝っぱらからまた感動して泣いているバカなオレだった。
コメント
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