駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

変な声(ブライアン・フェリー)

2006年04月12日 | オールドミュージック
昨日のブログのコメントを読んで、何となく変な声にこだわりたくなっちまったので、書かせていただく。
写真はご存知ブライアン・フェリーだ。
ロキシー・ミュージックのアルバムは殆んど持っていたし、ソロアルバムも結構持っていた。いかんせん全部過去形だ。レコードは昔売ってしまったり、引越しした際に紛失または廃棄した。CDもほぼ同じ運命かもしれない。(オレは一旦過去を捨てた経験があるのだ)
とにかく、彼の歌声に惚れこんでしまった。ブライアン・フェリーの声ってヘナヘナ声だと思う。歌は上手いと思えないし、なぜこんなヘナヘナ声に惚れたのか?
不思議な魅力に満ちた声だと思うし、それゆえ世界的に売れたのだ。
見た目も時代にマッチしたんだと思う。デヴィッド・ボーイと同時代だったし。
確かにカッコよかった。ハードでもへヴィーでもない、ファッショナブルな大人のロックってイメージが同じだった。
それと、やっぱり音楽的センスは時代の先端だったな。「アヴァロン」はロキシーのピーク期だったし、ソロの「ボーズ・アンド・ガールズ」あたりは秀作だった。今でもたまに聴きたくなるアルバムだ。どのアルバムに入っていたか忘れたが、「トーキョー・ジョー」という曲は、中国っぽいよくあるフレーズがちりばめてあるのに、トーキョーというネーミングで笑わしてくれた。この曲はかなり後になってキムタクだったか何かのTVドラマの挿入歌になって、結構ヒットしたはずだ。
ヘナヘナ声だろうが、ヘタクソ歌だろうが、魅力がある声は支持されるのだ。
憧れるなー。あのヘナヘナ。。。。


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2 コメント

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確かに! (Watts)
2006-04-14 00:18:57
 ロキシー・Mは凄い。New Wave のヘタウマの境地?かな。。。リズム体が誰かは知らんけど、リズム以外は単体で聞いたらキツイような音が、センスと言うか分かってる感が心地良いと言うか、独特の魅力があったよね。確かに、B・フェリーの歌は癖が強くて音程もあやふやで、ライブなんか聞くと結構きついんだけど良いんだね~。なんか、ホルモン焼きみたいな・・・思いだせば、リズムもかなりルーズだったかね。ん~、今夜も酔っ払いの Watts でした。
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リズム隊はいい (hey3)
2006-04-14 09:17:18
ロキシーのドラマーはポール・トンプソン。

どっしり安定してて好きです。

スネアサウンドがいいんだよね。

いかにもメタルの深胴スネアって音でした。
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