しばらく落ち着いていたのに、
また、
夜中に起きだした。
それを見越して
夕飯を片付けた食卓の上に
バナナやミカン、菓子パンなど
すぐ食べれるものを置くようにした。
夕飯の量を多くしても
夜中に起きて、
食べ物を口にすることは変わらない。
少なくすれば、
「何も食べさせてくれん。」という母の口実が当たりになってしまう。
そんな食生活から
2人がかりでないと
抱き起せないほど太ってしまった母。
夜中に起きているときは
できるだけ顔を合わせないようにしたい。
なぜなら、
その時の母は
世の中の全部を敵に回しているような形相だから。
家じゅうの電気をつけて
起きだしてから約1時間、静かになった。
電気を消して寝るわけではないので
そろそろいいか、と今度は私が起きて
家じゅうの電気を消す。
母の部屋に行ったら
運悪く、
まだ起きていて
顔が合ってしまう。
案の定
「なんだその顔は!」と母が言う。
「何にも食べるもんをくれなんで
早く、わしが死にゃあいいと思っているんずら!!」
母が壊れた日は、
私の心も萎える。
また、
夜中に起きだした。
それを見越して
夕飯を片付けた食卓の上に
バナナやミカン、菓子パンなど
すぐ食べれるものを置くようにした。
夕飯の量を多くしても
夜中に起きて、
食べ物を口にすることは変わらない。
少なくすれば、
「何も食べさせてくれん。」という母の口実が当たりになってしまう。
そんな食生活から
2人がかりでないと
抱き起せないほど太ってしまった母。
夜中に起きているときは
できるだけ顔を合わせないようにしたい。
なぜなら、
その時の母は
世の中の全部を敵に回しているような形相だから。
家じゅうの電気をつけて
起きだしてから約1時間、静かになった。
電気を消して寝るわけではないので
そろそろいいか、と今度は私が起きて
家じゅうの電気を消す。
母の部屋に行ったら
運悪く、
まだ起きていて
顔が合ってしまう。
案の定
「なんだその顔は!」と母が言う。
「何にも食べるもんをくれなんで
早く、わしが死にゃあいいと思っているんずら!!」
母が壊れた日は、
私の心も萎える。