定義道・・・定義如来と平家落人伝説 8
定義道を徒歩で参詣したわけですから当然旅籠が必要になります。
西方寺の門前には四軒の旅館があり、いずれも早坂と称しやはり、貞能公の従臣達の子孫なのです。
現在は昼食の休憩や又法事などにも利用されています。
昨年29日、行ってきましたが、やはりここにだけは雪が残ってましたね。
池の水は氷っていました。
この五重の塔もそうですが、山門も新年を迎える準備をしていました。PS:もう年を越していますがこの記事を書いたのが30日だったもので・・
ちょっと定義の話からそれますが、この定義如来も奥深い山の中にあるのですが、この奥に定義温泉そして「十里平」があります。
昨日、向かってみました。道は狭くなり山中に入ると本当に行けるのだろうか?と心配になるのですが、道は続いていました。
定義温泉は、一般の人は入れないと聞きます。以前テレビで見たことがあるのですが、巌に手錠のように身体を繋ぐ鉄の鎖が打ち込んであり、無理やりお風呂に入れるという感じでした。それは何故かというとこの温泉は精神病にいいとか頭に効くとか言われていました。
泉質は鉄鉱泉で無色透明効能は、頭痛、慢性子宮病、眼病、神経痛、心臓、胃腸病に特攻があるといわれ、温度は39度。その環境から精神療養にいいと云われます。 しかし今回は雪道でもあり、夏になったら外見だけでも見にいこうと思います。
十里平
ここは、開拓の地なのですが、最初は営林省関係の従業員家族が4~5軒住んでいたそうです。
昭和23年4月樺太から引き揚げた人々入籍が始まりました。
当初は二十戸ででしたが、28年にさらに七戸が入植し全部で27軒。
一戸につき3町歩(3ヘクタ-ル)の割り当てを受け開墾しました。
昭和39年には水田が27町歩完成しました。
40年には、入植84名の人口が109名となり、田地が41,8町歩、畑地は21町歩、山林0,2町歩をようする十里平になったのです。
しかし、出稼ぎや転出減反政策で大部分が飼料作りに転向し乳牛飼育がメインとなり人口も減ったようです。
昔、十里平の子供達は、冬になると通学が困難な為、学校に泊まっていたそうです。
分校は白木地区に今もありますが、利用はされていません。
燭台と香炉
旧本堂の前に供えられているこの燭台と香炉にも平家の御紋章の揚羽蝶が刻まれている。
キアゲハはラテン語でパピリオ・・・・蝶の中の蝶で最高の称号だろう。
鐘楼堂
昭和5年に新築 梵鐘は京都、田中伊稚鋳造さんで、仙台敬信定義講が昭和8年5月16日寄進。
残念ながら内側には、こんなイタズラ書きが・・・・
あらら、思いっきり会社名も氏名もありますね。
レベルの低さがわかりますね。
定義へ向かう道の風景です。
このつづきは伝承される民間行事や「ふるらんとう」についてお話しますが、今までの記事をまとめホームページに記載します。
定義如来のトップページは、こちら定義如来1
この続きは、定義如来3
定義道を徒歩で参詣したわけですから当然旅籠が必要になります。
西方寺の門前には四軒の旅館があり、いずれも早坂と称しやはり、貞能公の従臣達の子孫なのです。
現在は昼食の休憩や又法事などにも利用されています。
昨年29日、行ってきましたが、やはりここにだけは雪が残ってましたね。
池の水は氷っていました。
この五重の塔もそうですが、山門も新年を迎える準備をしていました。PS:もう年を越していますがこの記事を書いたのが30日だったもので・・
ちょっと定義の話からそれますが、この定義如来も奥深い山の中にあるのですが、この奥に定義温泉そして「十里平」があります。
昨日、向かってみました。道は狭くなり山中に入ると本当に行けるのだろうか?と心配になるのですが、道は続いていました。
定義温泉は、一般の人は入れないと聞きます。以前テレビで見たことがあるのですが、巌に手錠のように身体を繋ぐ鉄の鎖が打ち込んであり、無理やりお風呂に入れるという感じでした。それは何故かというとこの温泉は精神病にいいとか頭に効くとか言われていました。
泉質は鉄鉱泉で無色透明効能は、頭痛、慢性子宮病、眼病、神経痛、心臓、胃腸病に特攻があるといわれ、温度は39度。その環境から精神療養にいいと云われます。 しかし今回は雪道でもあり、夏になったら外見だけでも見にいこうと思います。
十里平
ここは、開拓の地なのですが、最初は営林省関係の従業員家族が4~5軒住んでいたそうです。
昭和23年4月樺太から引き揚げた人々入籍が始まりました。
当初は二十戸ででしたが、28年にさらに七戸が入植し全部で27軒。
一戸につき3町歩(3ヘクタ-ル)の割り当てを受け開墾しました。
昭和39年には水田が27町歩完成しました。
40年には、入植84名の人口が109名となり、田地が41,8町歩、畑地は21町歩、山林0,2町歩をようする十里平になったのです。
しかし、出稼ぎや転出減反政策で大部分が飼料作りに転向し乳牛飼育がメインとなり人口も減ったようです。
昔、十里平の子供達は、冬になると通学が困難な為、学校に泊まっていたそうです。
分校は白木地区に今もありますが、利用はされていません。
燭台と香炉
旧本堂の前に供えられているこの燭台と香炉にも平家の御紋章の揚羽蝶が刻まれている。
キアゲハはラテン語でパピリオ・・・・蝶の中の蝶で最高の称号だろう。
鐘楼堂
昭和5年に新築 梵鐘は京都、田中伊稚鋳造さんで、仙台敬信定義講が昭和8年5月16日寄進。
残念ながら内側には、こんなイタズラ書きが・・・・
あらら、思いっきり会社名も氏名もありますね。
レベルの低さがわかりますね。
定義へ向かう道の風景です。
このつづきは伝承される民間行事や「ふるらんとう」についてお話しますが、今までの記事をまとめホームページに記載します。
定義如来のトップページは、こちら定義如来1
この続きは、定義如来3
特に私が気に入ったものは
やっぱり「御紋章の揚羽蝶」ですね
凄いね
今この様な彫師はいないでしょうね
昔の人は凄いね
神々しさに感動・・・の前に、かなり寒そーですなー。
イタズラ書きはこれだけ証拠もあるのでタイホ!
懐かしく定義の五重塔を眺めています。
凛として美しい姿ですね。
定義温泉とか十里平は初めて聞きますね。
もう日本でも、技術者が少ないですから最後では? と言われました。
金物の彫り師も減っているでしょうね。
イタズラガキ!バカなやつですね。
名前や住所を書くのですから。でもあのチョークなのか石なのか?境内の砂利にあったかなぁ?
十里平は、物知りな人じゃないと、宮城の人でも知らないでしょうね。
聞いてはいましたが、初めて行きました。
先のわからない道は不安ですね。
Uターンできるかどうかも知らないわけですから。