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慶長18年(1613)江戸幕府によるキリシタン禁教令が行われ元和6年(1620)には仙台領でもキリシタンの迫害が始まりました。元和9年(1623)冬、ポルトガル人宣教師ガルヴァリヨ神父他8名の日本人キリシタンは奥羽山脈に潜伏中捕らえられ仙台に護送された。
同年大晦日、大橋の下の水牢においてまず2名が殉教翌元和10年(1624)1月9日ガルヴァリヨ神父を含む7名が殉教しました。
イエズス会のポルトガル人宣教師ディエゴ・ガルヴァリヨ神父(日本名:長崎悟郎衛門)
彼は元和9年(1624)、迫害の嵐が近づいているとき※下颪江(しもおろしえ)に逃れました。下颪江の金山では60人あまりのキリシタンが鉱山に働いていました。その中の1人マチアス次兵衛の家に、ガルヴァリヨ神父は身を潜めたのです。
※下颪江の金山=「おろせ・おろしえ」は、石淵ダム建設で1950年ごろ一部が立ち退きになったの名前です。
実は昔の「おろせ」の一部は湖になっており、胆沢ダムが出来たら石渕ダムが沈むくらいだから,「おろせ」も沈んでしまう。江戸時代には仙台伊達藩の鉱山と仙北街道の仙台藩側の関所と宿場があった。
しかし、2月のこと仙台藩の捕手らによってガルヴァリヨ神父は、鉱山の洞窟付近で発見され信徒とともに捕らえられます。
彼らは、「キリシタン」と書かれた紙幟を背負わされて、大雪の中、村々を引き回されました。
2月9日歩けなくなった老人アレクシオ・幸右衛門とドミニコ・道斉は首をはねられました。
一行は水沢で、仙台から派遣された笹岡備後と橋本豊後に引き渡されます。
2人は皆に、繰り返し信仰を捨てるように勧めましたが応じませんでした。
彼らが信仰を捨てることがないとわかった2人は、ガルヴァリヨ神父と7人のキリシタンたちを仙台へ護送しました。
途中3人のキリシタンたちが一行を待ち受け、自分たちも加えてくれるようにと願い出ました。
1人は断られましたが、2人は加えられて護送されます。
仙台で牢に入れられたキリシタンたちは、1624年2月18日(元和9年の大晦日)午後2時頃、牢番によって、真冬の広瀬川の畔に連れて来られました。
そこには、水牢と言われる池がありました。彼らは着物を脱がされ、水牢の四方にある杭に縛り付けられ水攻めにされました。
3時間後に引き上げられ2人は息絶えました。生き残った7人はさらに4日後の22日、再び凍りはじめた水牢に入れられました。
ガルヴァリヨ神父は、信徒たちを励ましながら夜の8時最後に息を引き取りました。
2月18日殉教者 マチアス・次兵衛 ジュリアーノ・次右衛門
2月22日殉教者 マリアス・小山正太夫 レオ・佐藤今右衛門 アントニオ・高橋佐々衛門 アンドレア・野口二右衛門
マテオ・安間孫兵衛 マチアス・若杉太郎右衛門 ディエゴ・カルワリオ神父
仙台市地下鉄東西線 大町西公園駅で降車し西1出口から右、右で青葉城祉方面大橋に向かいます。
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ここを下り、橋の手前右側に階段があるので降りていけば銅像があります・
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向かって左が、武士の殉教者 中央がガルヴァリヨ神父 右側が農民の殉教者
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キリシタン殉教の碑
隣にある桜岡公園(西公園)のある樹齢250年のイチョウの木
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伊達政宗と仙台藩
同年大晦日、大橋の下の水牢においてまず2名が殉教翌元和10年(1624)1月9日ガルヴァリヨ神父を含む7名が殉教しました。
イエズス会のポルトガル人宣教師ディエゴ・ガルヴァリヨ神父(日本名:長崎悟郎衛門)
彼は元和9年(1624)、迫害の嵐が近づいているとき※下颪江(しもおろしえ)に逃れました。下颪江の金山では60人あまりのキリシタンが鉱山に働いていました。その中の1人マチアス次兵衛の家に、ガルヴァリヨ神父は身を潜めたのです。
※下颪江の金山=「おろせ・おろしえ」は、石淵ダム建設で1950年ごろ一部が立ち退きになったの名前です。
実は昔の「おろせ」の一部は湖になっており、胆沢ダムが出来たら石渕ダムが沈むくらいだから,「おろせ」も沈んでしまう。江戸時代には仙台伊達藩の鉱山と仙北街道の仙台藩側の関所と宿場があった。
しかし、2月のこと仙台藩の捕手らによってガルヴァリヨ神父は、鉱山の洞窟付近で発見され信徒とともに捕らえられます。
彼らは、「キリシタン」と書かれた紙幟を背負わされて、大雪の中、村々を引き回されました。
2月9日歩けなくなった老人アレクシオ・幸右衛門とドミニコ・道斉は首をはねられました。
一行は水沢で、仙台から派遣された笹岡備後と橋本豊後に引き渡されます。
2人は皆に、繰り返し信仰を捨てるように勧めましたが応じませんでした。
彼らが信仰を捨てることがないとわかった2人は、ガルヴァリヨ神父と7人のキリシタンたちを仙台へ護送しました。
途中3人のキリシタンたちが一行を待ち受け、自分たちも加えてくれるようにと願い出ました。
1人は断られましたが、2人は加えられて護送されます。
仙台で牢に入れられたキリシタンたちは、1624年2月18日(元和9年の大晦日)午後2時頃、牢番によって、真冬の広瀬川の畔に連れて来られました。
そこには、水牢と言われる池がありました。彼らは着物を脱がされ、水牢の四方にある杭に縛り付けられ水攻めにされました。
3時間後に引き上げられ2人は息絶えました。生き残った7人はさらに4日後の22日、再び凍りはじめた水牢に入れられました。
ガルヴァリヨ神父は、信徒たちを励ましながら夜の8時最後に息を引き取りました。
2月18日殉教者 マチアス・次兵衛 ジュリアーノ・次右衛門
2月22日殉教者 マリアス・小山正太夫 レオ・佐藤今右衛門 アントニオ・高橋佐々衛門 アンドレア・野口二右衛門
マテオ・安間孫兵衛 マチアス・若杉太郎右衛門 ディエゴ・カルワリオ神父
仙台市地下鉄東西線 大町西公園駅で降車し西1出口から右、右で青葉城祉方面大橋に向かいます。
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ここを下り、橋の手前右側に階段があるので降りていけば銅像があります・
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向かって左が、武士の殉教者 中央がガルヴァリヨ神父 右側が農民の殉教者
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キリシタン殉教の碑
隣にある桜岡公園(西公園)のある樹齢250年のイチョウの木
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伊達政宗と仙台藩
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