故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

心の一勝一敗

2018-09-29 09:53:31 | プロジェクトエンジニアー

これしかないでしょう。
僕らは今日も生きている。
絵のタイトルです。
頑張ろう。
知らんけど(大阪のおばちゃん風に)


2017年11月24日投稿記事「復活」を読んで、
今日のタイトル「心の一勝一敗」を書くことにしました。

誰しも落ち込むし、なんらかのきっかけで生きようかと思う。
2015年1月16日投稿記事「一勝一敗」では、
過酷な現場で監督をする若者は、同期の華麗な生き方を羨望しているが、
長い間の苦労は健康な体を作ってくれると知ることで、心のバランスを保った。

毎日繰り返す心の浮き沈みについて考えます。
「悲しみと共に生きている」と、朝ドラに出てくる写真屋のおじさんは言った。
愛妻に先立たれたおじさんが強く見えたのである。

借金取りに追われ、今日のことより数時間先のことしか考えられなくなる。
こんな淵にいながら、心を強くすることができる。
何だろうと想像する。
無我夢中。
きっと、自分のためにとは考えていないだろう。
この子のために、この人のためにと生きてきた。
こんなことじゃ終われない。
歯を食いしばる気持ちはなんだろう。
何とか道がある。一縷の望みがある。
究極は、まだ生きている。
生きていていいんだよと言われているような。

男を渡り歩く女がいる。
武器は美貌。
歳を重ね、容色は衰えるばかり。
若い時を知っている男には、年も容色も関係ない。
自分さえ歳をとっている。
女に責任は無い。男が勝手に恋をしているに過ぎない。
女はこうして生き抜いていく。

「心の一勝一敗」は、生きることそのもののような気がする。
何が一勝、何が一敗と再考する。
あなたの人生は、何勝何敗ですかと聞かれて、
二勝ゼロ敗と答える方はいない。
ゼロ勝二敗と答える方はいるかもしれない。
向上心の塊か、本当の欲張りです。

欲張り故に、いつしか気付く。
大事だと思っていたものが崩れ、新たな価値を見つける。
写真屋のおじさんは、「生きていると、楽しいことがある」と言った。
何時間先のことしか考えられない人も、
生きているうちに、少しずつ時間が延びるかもしれない。
明日のことを考えられるようになれば良い。
生きるために食べる。
食べるために生きる。
そんなところかもしれないな。

だけど、犯罪者が刑務所に帰る再犯率は意外と高い。
あきらめないで、決めつけないで生きて欲しい。
生きることが、一勝一敗なんだから。

主無き 棗(なつめ)今年も 実を付けた

2018年9月29日
コメント
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