故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

味付け

2018-09-11 02:46:24 | よもやま話

タイトルは、「あの人に食べさせたいな」です。
こんな気持ち、あんな気持ちで美味しくなるのでしょう。


今日のタイトルは、「味付け」です。

今日の朝早く、川崎に行きます。
義兄の家の片づけの段取りを決めるためです。
家一軒の片づけは容易ではありません。
だけど、気分は軽い。
休み前だからなのか。
妻も一緒に行ってくれるし、息子も手伝ってくれる。
一つずつ片付けるしかないと、覚悟を決めたからでしょう。

さて、タイトルの「味付け」について書きます。
亡きかみさんは関東人、私は関西人。
結婚して、自分たちの「味」になるまで一年かかりました。
地域の違いではなく、かみさんは料理をしていなかったんじゃないだろうか。
と今頃気づきました。
同じく、味をみる私は美味いものを食べていなかった。
かみさんは知識を得ながら、料理が上手になっていったのでしょう。
そして、練習を重ねて結婚後一年で食べられる「味」になった。

それから何十年も経ちました。
自分のお金で、会社の経費で美味しいものをいっぱい食べました。
出張で海外にも行きました。
世界の味どころに連れて行っていただきました。
今は、カフェをやっています。
コーヒーは、自分たちが美味しいと思う淹れ方を続けています。
旬の食材でお任せ料理を作っています。
味付けは、妻の役目です。
私は、味見をします。
自分が作った時は、妻が味見をしてくれます。
こんなものじゃないとお客さんに出します。
お金をいただくから、毎日「味付け」と味見が続きます。
定番料理は、一年前より美味しくなりました。

一年前より、料理のレパートリーは広がりました。
妻は、初めての料理に挑戦し続けています。
もう少し甘い方が辛くしたらなどと、私は直感で味見を続けています。

切羽詰まって練習を重ねるから料理は上手になる。
この辺りの料理自慢の味をみさせていただきます。
美味しいね、どうやって作ったのと私達は尋ねます。
「味付け」は、いつも適当と言われます。
適当とはいい加減ということではありません。
美味しい味になるまで作り続けてきたから、ひと言で応えようがない。

お袋の 味も初めは ど素人

2018年9月11日
コメント
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