
絵のタイトルは、「話しかける女」です。
堂々と、受けてたちましょう。
えへんだけ わかる哀しさ つきあうか
今日のタイトルは、「耳に届かぬ」です。
コロナ禍のなか、自らの引退セレモニーを賑々しく開催したい。
「殿、ご乱心」と諫める爺やもいない。
妻が命がけの出産をしている最中、ごはんが作られていないとぼやく夫に、鬼の形相で睨む。
一番、手がかかるのは、うちの長男です。
どうやら、長男とはいつまでも恋人気分が抜けない夫のことらしい。
コロナ離婚と言う言葉が、巷ではささやかれている。
成田離婚も、言い古されて、最早死語に近い。
若い男と逃げた。この方が、リアルで哀しい。
24時間一緒の夫婦生活(仕事も家族経営、あるいは夫の定年後)は、息が詰まる。
出かけて欲しい。
だって、「俺様が稼いだから」と定年後迄言われるのよ。
主婦の給料を換算すると、月17万円以上なんだからね。
バカヤロー。
ぼやきは、このくらいにして本題に入りましょう。
「耳に届かない」人に、どう接したらよいのでしょう。
私は、仕事上のことで理解されないことに腹を立て、上司に噛みついたことがありました。
直接言い合うのは、同僚の手前控えました。
メールで大喧嘩しました。
互いに疲れて、一杯飲んで手打ちでした。
「去る者は追わず来る者は拒まず」と冷静でいたいものです。
この人ともう一度。と思うなら、鍋釜投げ合ってやり合う方が得策です。
冷戦(モラハラ含む)だけは、避けたい。塩分濃度を徐々に上げられるのが落ちですから。
完全無欠なんて人は、この世の中に一人もいません。
いるとしたら、すでに墓に入っている方のことでしょう。
私達の身体には、血が通っています。
生きている人を殺せますか。殺されたくもありません。
相手が弱っている時は助け、自分が苦しい時は助けられます。
「噓から出た実」ということもあります。
木に登らぬ程度に豚(相手)を褒め上げましょう。
互いに目が会ったら、あとはお任せします。
2021年5月13日
<<あとがき>>
詰めが甘いのは、いつものことです。
男と女の間には、暗くて深い河がある。
今夜もえんやこーらと漕ぎ出しましょう。
(筆者)