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絵のタイトルは、「今日もご安全に」です。
現場の朝礼の最後に、「今日もご安全に」と互いに声を掛け合います。
大学の時の先輩の父君は、「今、ごみをまたいだだろ」と息子を叱ったそうです。
知らぬ顔もできるのですが、ストレッチと思い拾っています。
ゴミ拾う 道にはなぜか 捨てにくい
今日のタイトルは、「耕作放棄地」です。
昨年までいた東北の町では、年に3回(地区で2回、商工会主催1回)草刈をしていました。
地区の草刈は、子供達が通う道路が中心でした。
商工会のは、参加者も多く軽トラで道路の土砂を片づけたりしました。
耕作放棄地までは、手が入りませんでした。
私も5軒の空き家の草刈と耕作放棄地2反の畑づくりが精一杯でした。
島に移住してきて目にしたのは、同様の耕作放棄地でした。
自分が買った畑がどこにあるのか見当がつきませんでした。
毎週のように、耕作放棄地の近くに仕掛けられた箱罠に猪が捕獲されていました。
三か月間、自分の畑も含め、耕作放棄地と格闘しました。
雑木の年輪を調べると、9本確認できました。
60代で定年を迎え故郷に帰ってきた人が、一生懸命先祖の畑を守っています。
子供がいても関心が無い家の私達の親世代は、あきらめざるを得ません。
90歳超えの方達の応援をします。
民家近くの山間の谷から耕作放棄地が消えることになります。
猪の徘徊は止まらないでしょうけど、巣作りは止めることが出来るでしょう。
獣にとっても職住接近は理想的です。
耕作放棄地の草刈は、獣から集落を守る橋頭保です。
私同様、害獣とて、悪さをする時は身を隠したい。
花や野菜を植えるのは、先の話です。
2022年6月21日